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Spanish Getto Land

ウィングスについて熱く(?)語ってしまったので、ひょっとして「こいつ、ポールが一番好きなのか」と誤解を与えたかもしれません。弁明しておきます。
ジョン・レノン派です (ジョージも同じくらい好きですが)。
ちなみに、ビートルズで一番好きな曲は "And Your Bird Can Sing" です。(次が "I Should Have Known Better" で、その次が "Till There Was You" )


某月某日

スティーヴィー・ワンダーをいろいろと聴きあさってしまう。
かつては必死で聴いていたものだった。コンサートにも85年、88年と2度行った。
85年は、ちょうど阪神が優勝した秋に大阪城ホールで見たのだが、「コングラチュレーション・なんたらかんたら・オオサカ・タイガース!」と言っていた。一流は一流を知る、とはこのことかと思った。
88年もこれまた大阪城ホール。円形のステージがアリーナの中央、客席はそれを取り囲むようにセッティングされていて、歌っている間にゆっくりと回転していくという趣向であった。(ちなみに回転するのはステージ。客席ではない)
このときは我が心の名曲 "Bird of Beauty" を演奏してくれた。イントロが始まった瞬間、私の心は、エド・サリヴァン・ショーのビートルズを見る少女たちのように舞い上がった。「ウォーー」というどよめきを期待したが、他の観客はさほど盛り上がらず。不可思議。一緒に行った友人もこの曲のありがたさを理解しておらず、説教したくなった。
このツアーの武道館公演がテレビ放映されたときも "Bird of Beauty" はなかった。

Spanish Getto Land_a0034898_45293.jpg


S・ワンダーのオフィシャルのライブ盤は「ナチュラル・ワンダー」のみである(たぶん)。もっとブートが出ていてもよさそうなものなのにあまり見かけない。ライブの数が少ないからか。あるいは、購買者層が限られているからか。
「TVプロレス どうなる明日のブート業界」では、この点についてもぜひ討論してもらいたい。「キー・オブ・ライフ」制作時にボツになった曲(数百はあるといわれている)が何故でてこないのか、についても。

この "Spanish Getto Land" は1992年スペインでのライブである。サウンドボード録音。音質はややシャカシャカしているがおおむね良好。
"Lately" "Isn't She Lovely" "As" "Ngiculela-Es Una Historia-I Am Singing" "Saturn" など、「ナチュラル・ワンダー」に収録されていない曲を聴けるのが魅力。
by beertoma | 2004-09-11 05:17 | 音楽(その他)


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