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「ブラッド・ワーク」

ブラッド・ワーク 特別版
/ ワーナー・ホーム・ビデオ
スコア選択: ★★★★



ストーリーをほんのさわりの部分だけ紹介すると、

やり手のFBI捜査官がイーストウッド。連続殺人犯を走って追いかけている。夜の町。通行人はいない。逃げる犯人。走る捜査官。「早く発砲しろ。お前はイーストウッドだろ。ダーティハリーだろ」という観客の声にも耳を貸さず、彼はひたすら走る。
映画はファンあってのもの。その声をを無視した罰があたる。心臓麻痺(?)で倒れてしまうのだ。そこでようやく銃を取り出し犯人めがけて撃つ。1発は当たったようだが、逃げられてしまう。捜査官は意識を失う。
そして二年後。心臓移植を受けて一命を取りとめた彼のもとへ一人の女性が訪ねてくる。


イーストウッド監督作品にしては、テンポよくストーリーが展開していって、そこが私にとっては大いに嬉しかった。
話の規模も、これくらいがちょうどいいように思う。「目撃」のような、大統領が出てくる題材だとイーストウッド監督らしさ(および、お金をかけすぎない映画作り)が逆にアダとなってうそ臭く感じられたが、この映画のように「刑事VS犯人」の話だとしっくりくる。

脚本のブライアン・ヘルゲランドは「L.A.コンフィデンシャル」「陰謀のセオリー」などの脚本を担当した人。


ブラッド・ワーク(2002)
BLOOD WORK
監督:クリント・イーストウッド
原作:マイクル・コナリー
脚本:ブライアン・ヘルゲランド
出演:クリント・イーストウッド、ジェフ・ダニエルズ、ワンダ・デ・ジーザス
by beertoma | 2004-09-12 04:49 | 映画


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