サビの部分になるとどうしても一緒に歌ってしまう曲がある。 私にとっては、例えば、このアルバムの一曲目 "DECISIONES" などがそうである。 ♪♪ デッシッシオネス! カダディア! アルゲンピエルデ、アルゲンガナ、アヴェマリア! ♪♪ スペイン語(たぶん)など全くわからないのに、ついつい口ずさんでしまう。 ニューヨーク・サルサ界の大物ミュージシャン、ルベン・ブラデス( RUBEN BLADES )のライブである。 どれくらい大物かというと、出身国のパナマでは国民的英雄、大統領選挙にも出馬したことがある。 また、映画にも多数出演している。(ハリソン・フォードとブラッド・ピットが共演した「デビル」など。詳しくは こちら を御覧下さい) それくらい大物なのであるが、また、気の毒な人でもある。 最初は「ルベーン・ブラデス」と紹介されていたが、それがいつの間にか「ルベン・ブレイズ」に替わり、現在では「ルベン・ブラデス」と表記されているのである。 なぜだろう。発音がややこしいからなのだろうか。ひょっとしたら、海砂利水魚と対決させられ、負けたので改名することになったのかもしれない。 このアルバムは、いわゆる陽気なラテン音楽である。ただし、さんさんと降り注ぐ太陽をイメージさせるものではなく、キーボード(フェンダー・ローズ?)の音によるためか、落ち着いた夜の雰囲気が漂ってくる。 2曲目の "CUENTAS DEL ALMA" もラテンの「ど演歌」という感じで、これまたサビのところで「♪♪ ヌッシア・パガ、ノン・カ・メ・パガ ♪♪」と歌ってしまう。 歌い甲斐のあるメロディーである。 興味のある方は挑戦してください。
by beertoma
| 2004-09-18 22:45
| 音楽(その他)
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