減点法と加点法

「文学入門」桑原武夫(岩波新書)からまたも引用します。

よい本とは、初めからしまいまですべて正しい本という意味ではなく、多少の錯覚があっても、正しいところはひどく正しい、という本のことである。そしてわれわれが鍛錬されるのは、むしろそういう本によってである。」(P.28)

つまり減点法で読んじゃダメってことですね。「知的生活の方法」(渡部昇一 著)なんかも、「ここはヘンだぞ」とツッコミたくなるところがあります。
でも、加点法で読めば、得るところ大です。

もちろん、「文学入門」は減点法で読んでも、加点法で読んでも、得るところ大だと思います。
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by beertoma | 2004-10-01 05:45 | 読書


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