Judy At Carnegie Hall: Fortieth Anniversary Edition
Judy Garland / Emi このライブ盤の最大のウリは、歌っているのが本物のジュディ・ガーランドであること。なにせ聖林のスタアである。カリスマ度は満点。 フル・オーケストラをバックに楽しそうに歌いまくっている。 取り上げられているのが、いわゆるティン・パン・アレイ系の曲(いわゆる「スタンダード・ナンバー」というやつ。1900年代前半、おもにブロードウェイ・ミュージカル用に書かれた。有名なソング・ライターとしては、ガーシュウィン兄弟、コール・ポーター、ロジャース&ハートなどがいる)であるため、歌唱をジャズ・シンガーと比べてしまいがちだが、もちろん、そういった比較は間違いである。(スタジオ録音ではほぼ完璧な声のコントロールも、このライブの後半では少し乱れているように感じる。まあ、マシンじゃないんだから、本気でショーをしたら疲れてくるのは当然だけど) ショー・ビジネスの雰囲気とJ・ガーランドのカリスマ性が味わえるアルバムだと思います。 ミュージカルの好きな人なら、"The Trolley Song" のストリングスに「ク~ッ、たまらん」となるはず。 以下は、役に立たない豆知識。 このライヴが収録されたのは、1961年4月24日(日)。その前日(4月23日(土))サンフランシスコで収録されたのが、Miles Davis の "In Person Saturday Night at the Blackhawk" 。
by beertoma
| 2004-11-13 01:03
| 音楽(その他)
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