裏切りの街角(1949)
Criss Cross 監督:ロバート・シオドマク 原作:ドン・トレイシー 脚本:ダニエル・フックス 出演:イヴォンヌ・デ・カーロ、バート・ランカスター、ダン・デュリエ 現金輸送車を襲う男たちの物語。 ストーリーにヒネリが効いていて、これで主演がB・ランカスターじゃなけりゃ言うことなしだったのに、の作品。 同じシオドマク&ランカスターの「殺人者」と似ているような気がするのは私だけだろうか。ひょっとして「殺人者」のヒットに気をよくして「もう一丁」と制作された作品なのかもしれない。 トニー・カーティスがチョイ役で出ていたらしいのだが気がつかなかった。 歩道の終わる所(1950) Where the Sidewalk Ends 監督:オットー・プレミンジャー 原作:ウィリアム・L・スチュアート 脚本:ベン・ヘクト 出演:ダナ・アンドリュース、ジーン・ティアニー、カール・マルデン 正義感が強く、犯人を憎むあまり暴力的になってしまう刑事が、殺人事件に巻き込まれる話。 普通に殺人事件を解決するだけのお話かと思って観ていたら、「ほぉー、そうくるか」という展開があって引き込まれてしまった。 この展開ならラストは破滅型だろうと予想していたのだが・・・。脚本(ベン・ヘクト)がいいのはもちろんだが、ジーン・ティアニーの全人格が救いをもたらしたのだろう。
by beertoma
| 2004-11-18 01:39
| 映画
|
|
ファン申請 |
||