「ハンテッド」

ハンテッド
/ ポニーキャニオン

ハンテッド (2003)
The Hunted
監督:ウィリアム・フリードキン
脚本:デヴィッド・グリフィス、ピーター・グリフィス、アート・モンテラステリ
出演:トミー・リー・ジョーンズ、ベニチオ・デル・トロ、コニー・ニールセン、レスリー・ステファンソン

<ストーリー紹介>
えー、毎度のお運びありがとさんでございます。
そういえば、こないだとうとうNHKの海老沢会長が辞めはりましたなあ。えらいブーイング浴びはったそうで。まあ、お顔だけ拝見してますと、こう、つるりんという感じで、われわれ噺家みたいな雰囲気もお持ちで、けっこう憎めんキャラクターやないかと思ったりもします。ま、あんまり大きな声では言えまへんけど。
三遊亭シュリンプとか笑福亭ロブスタとかいう名前で再デビューしゃはるんやったら、ぜひ応援さしてもらおう思とります。

ま、あのお方さんはなかなか辞めんことで批判を浴びはったわけですが、海の向こうのアメリカでは仕事をスパァーッと辞めた男がおります。名前がけったいな名前で、L.T.っちゅうんですな。何の略かは誰も知らんちゅうことです。
何の仕事をやってたかいうと、特殊部隊の教官なんです。特殊部隊。知ったはりますかな? まあ、言うてみたら軍隊のエリートみたいなもんですわ。そこで”ナイフを使った人の殺し方”なんかを教えていたわけです。
殺し方って、あんた、そんな物騒なこと教えてどないするねん、もっと他に仕事あるやろL.T.、っちゅう話なんですが、まあ、しゃーないですわな。L.T.にはL.T.の考えっちゅうもんがあるんでっしゃろ。あんまり偉そうに文句いうて、ナイフでこう、ブスーッなんてことされたらかないません。
このL.T.のところにですな、ある日、元の同僚がやってまいります。
「L.T.」
「おお、生きとったんかい」
「ちょっと聞いてもらいたい話があって来た」
「話? 話ってなんやねん」
「ちょっとこの写真を見てくれ」
「俺、もう仕事せえへんで」
「アーロン・ハラムって男だ。見覚えあるか?」
「さあ?」
「お前の教え子だった奴だ」
「・・・なあなあ、そんなことより、L.T.が何の略か教えたろか?」
「連続殺人で指名手配されている」
「無視かいな。あんなに知りたい知りたい言うてたのに」
「コソボ紛争でココがいかれちまって、帰ってきてから一般人を何人も殺したらしい」
「・・・それやったら、こっちも無視作戦や」
「今はオレゴンの山の中に隠れている。お前ならヤツの考えてることがわかるはずだ。追跡してくれ」
「知らんがな」

逃げまくるアーロン・ハラムと追いかけまくるL.T.の物語。

<感想>
逃走と追跡が生み出すサスペンスを重視した作品。状況説明や人間関係の描写などは最低限に抑えられている。
追跡の場所も、山の中に始まり、街中、地下道、電車、などバラエティに富んでいる。
ここまで特化すれば、これはこれで楽しい。
ただ、ナイフを使った決闘シーンは止めてほしかった(痛いので)。

ベニチオ・デル・トロがいい味を出していた。
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by beertoma | 2005-01-31 01:10 | 映画


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