「悲しみは空の彼方に」

悲しみは空の彼方に (1959)
Imitation of Life
監督:ダグラス・サーク
原作:ファニー・ハースト
脚本:エリナー・グリフィン、アラン・スコット
撮影:ラッセル・メティ
出演:ラナ・ターナー、ジョン・ギャヴィン、ファニタ・ムーア、サンドラ・ディー、スーザン・コーナー

<ストーリー紹介>
ローラ・メレディスとその娘、スージー。
アニー・ジョンソンとその娘、サラ。
二組の母娘の物語。

ポイントは三つ。
(一)ローラとスージーは白人、アニーとサラは黒人。
(二)ローラは女優。仕事に忙しく娘をかまってやれない。アニーはローラん家の女中。
(三)サラの外見は白人である(父親が白人であったため)。差別されるのがイヤなので、自分の母親が黒人であることを隠して生きている。

<感想>
「エデンより彼方に」で味を占めたので、本家本元のダグラス・サークに挑戦。(「メロドラマの巨匠」といわれている監督)

思ったほどメロドラマではなかった。
というよりも、「メロドラマって何だろう?」と考えさせられた。

「新明解国語辞典」(三省堂)によれば、メロドラマは「①歌の音楽をふんだんに使った、興味本位の通俗劇。②愛し合いながらなかなか結ばれない男女の姿を感傷的に描いた通俗ドラマ。」であるらしい。

ある時代の通俗は別の時代の非通俗、ある国の通俗は別の国の非通俗、ということか。


(豆知識)
サラ役のスーザン・コーナーは、「アバウト・ア・ボーイ」の監督、クリス・ワイツ&ポール・ワイツの母親。
ローラのエージェント役のロバート・アルダは、アラン・アルダの父親。
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by beertoma | 2005-02-07 01:10 | 映画


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