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「キル・ビル Vol.2」

キル・ビル Vol.2
/ ユニバーサル・ピクチャーズ / ジェネオン エンタテインメント

キル・ビル Vol.2 (2004)
KILL BILL: VOL. 2
監督・脚本:クエンティン・タランティーノ
撮影:ロバート・リチャードソン
キャラクター原案:クエンティン・タランティーノ、ユマ・サーマン
音楽:RZA、ロバート・ロドリゲス
出演:ユマ・サーマン、デヴィッド・キャラダイン、ダリル・ハンナ、マイケル・マドセン、サミュエル・L・ジャクソン

<ストーリー紹介>
「キル・ビル Vol.1」のつづき。

<感想>
Vol.1では、ユマ・サーマンの「ドーモ」に何ともやりきれない気分にさせられ、作品にのめり込めなかったが、Vol.2はそういった”おちゃらけ日本語”がほとんど出てこなかったので(「アッ、ソォ」くらいだったように思う)、気分よく見ることができた。
前回からアクションシーンの比重が減ったのもよかった。Vol.1での不満をうまく解消しつつ見事に着地成功。

一番の驚きはマイケル・マドセンの演技。
「レザボア・ドッグス」のミスター・ブロンド役で見せた極道キャラだけの人かと思っていたが、今回は悪い奴なんだけど”まろやか”さを持った人を見事に演じていた。
タランティーノは「パルプ・フィクション」のヴィンセント・ヴェガ役に最初(J・トラヴォルタではなく)M・マドセンを起用するつもりだったらしい。この話を聞いたときは「マドセン? ありえねー」と思ったが、この演技を見せられると、「マドセン? そっちも見てみてー」という気になった。

「君の瞳に恋してる」よりも名曲であるところの "When will I see you again?" を紹介していたのにはニヤリとさせられたが、どうせなら流してほしかった。
by beertoma | 2005-02-10 06:34 | 映画


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