「大通りの店」

大通りの店 (1965)
OBCHOD NA KORZE
監督:ヤン・カダール、エルマール・クロス
原案:ラディスラフ・グロスマン
脚本:ラディスラフ・グロスマン、ヤン・カダール、エルマール・クロス
出演:イダ・カミンスカ、ヨーゼフ・クロネル、ハナ・スリフコワ

<ストーリー紹介>
第二次大戦前夜。ここチェコスロバキアにもファシズムの影が忍び寄っていた。
主人公は妻と二人暮し。仕事にありつけず、妻から怒られてばかりの毎日である。
そんなある日のこと、ファシスト党の幹部である義兄がやってきた。
ユダヤ人排除政策の一環として、ユダヤ人が経営する店は党が没収することになった。ついては、大通りにある店の経営をお前に任せる、という。
金儲けができると喜び勇んで行ってみると、そこは、ボケた老婆が経営する、だっさい店であった。


<感想>
設定がいい。主人公は優しい男なので、老婆を店から追い出せない。むしろ、老婆の世話係になってしまう。彼の妻は、店を乗っ取って管理することで大金が入ってくると期待している。夫に催促する。
その板ばさみが面白く、こういうスタイルで最後まで行くのかと思いきや、最後はシェイクスピアを思わせる重い展開となった。
歴史がそんなに甘いものではなかったので、仕方ないのかもしれない。鉄のカーテンの向こう側の映画だし。

舞台劇を映画化したような印象を受けた。(調べてみると、そうではないようですが)

ストーリーの進め方、撮り方などは、ゴツゴツした感じ。


アカデミー賞外国語映画賞を獲得した作品で、関係各方面で評価が高いようですが、「そこまでは・・・」というのが正直な感想です。
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by beertoma | 2005-02-17 04:32 | 映画


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