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「コンフィデンス」

コンフィデンス
/ 日活

コンフィデンス (2003)
CONFIDENCE
監督:ジェームズ・フォーリー
脚本:ダグ・ユング
出演:エドワード・バーンズ、ダスティン・ホフマン、アンディ・ガルシア、レイチェル・ワイズ、ポール・ジアマッティ

<ストーリー紹介>
ジェイクは、若造のくせして、腕のいい詐欺師である。
ある日、彼は仲間とともに男から大金を詐欺る。ごっつぁんゴールのように簡単な仕事であった。
ところがどっこい、そのお金、こわいこわい親分さんのところのお金であった。

<感想>
公開時のコピーが「ラスト10分――気づいたときには ダマされる」。
これではラストに何かあることが見え見え。「実はこの人は・・・」などと推測しながら見ていたので、オチが読めてしまった。
意表をついた結末で見る者を驚かせるのは、とてもいいことであり、ハマれば絶大な効果を発揮するけれども、今の時代、それをメインにした作品はなかなか成り立たないと思う。

こわい親分を演じていたのはダスティン・ホフマン。
もちろん、素晴らしい演技であったが、彼にはその演技力をもってしても消せない「人の良さ」が染みついている。”キレたら何をするかわからない組”の俳優を使ったほうがよかったのではないか。(サミュエル・L・ジャクソン、ショーン・ペン、マイケル・マドセン、ジョー・パントリアーノなど)
それか、意表をついてスーザン・サランドンとかシャーリーズ・セロンとか。

大いに楽める作品ですが、俳優の魅力に頼っている部分もかなりある(ような気がします)。
by beertoma | 2005-02-21 05:38 | 映画


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