「8mm」

8mm
/ ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

8mm (1999)
8MM
監督:ジョエル・シューマカー
脚本:アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー
撮影:ロバート・エルスウィット
出演:ニコラス・ケイジ、ホアキン・フェニックス、キャサリン・キーナー、ピーター・ストーメア、ジェームズ・ガンドルフィーニ、エイミー・モートン

<ストーリー紹介>
トム・ウェレズは私立探偵である。といっても、ダウンタウンに小汚い事務所を構えているわけではないし、怪しげな依頼人を相手にしているわけでもない。彼の取引先は上院議員や大会社の役員たち。つまり上流階級御用達の私立探偵というわけである。
彼自身も上流階級にふさわしい紳士であった。仕立てのいいスーツを着こなしていて、物腰も穏やかである。家に帰れば美しい妻と生まれたばかりの娘が迎えてくれる。トム・ザ・ジェントルマン。
トムに好きな映画は何かと尋ねたら、おそらくこういう答えが帰ってくるだろう。「映画? そうだね、特にこれっていうのはないかな。まあ、『セブン』みたいな暗い気分になるのはイヤだけどね。ああいうのは子供に見せたくないよね」

ある日、大富豪の未亡人から奇妙な依頼を受ける。
夫の金庫の中から8ミリフィルムが見つかったという。そこには、少女が殺害される場面が写されていた。
あまりにもリアルで、嘘だとは思えない。でも、思いたい。
「ねえ、探偵さん。これが嘘だということを証明してくださらない? この少女を探し出して頂戴な」

トムはアンダーグラウンドの世界に足を踏み入れていく。

<感想>
脚本の雰囲気をよく伝える映像で、最後まで惹きつけられた。
ただ、題材が題材だけにスカッとした気分にはならない。(脚本家が脚本家だけに仕方ないでしょう)

ストーリー展開がスマートでなかったり、演出が大げさすぎたり、といったところが気になったが、そういう欠点があるからこそ面白く感じたという気もする。(あまりにシャープだと、よけいにやりきれなくなる)

ポルノ・ショップの胡散臭い店員のホアキン・フェニックス、少女の母のエイミー・モートンなど、脇を固める俳優たちの演技が見事だった(存在感があった)こともあり、見応え充分の作品に仕上がっている。
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by beertoma | 2005-02-28 16:28 | 映画


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