黄金の腕 (1955)
The Man with the Golden Arm 監督:オットー・プレミンジャー 原作:ネルソン・アルグレン 脚本:ウォルター・ニューマン、ルウィム・メルツァ 撮影:サム・リーヴィット 音楽:エルマー・バーンスタイン タイトルデザイン:ソウル・バス 出演:フランク・シナトラ、エレノア・パーカー、キム・ノヴァク、アーノルド・スタン、ダレン・マクギャヴィン、シェリー・マン <ストーリー紹介> 半年の療養所生活で麻薬中毒を断ち切った男が、新しい生活を始めようとするのだけれど、そうは問屋が卸さないお話。 <感想> よくできたドラマ。 「失われた週末」ではアルコール中毒患者をレイ・ミランドが好演していましたが、この映画のシナトラも負けず劣らずの熱演です。ちょっと大げさなところもありますが、そこは50年代の映画です。気になりません。 キム・ノヴァクはいつものように美しいです。 主人公が売人のところへヤクを買いに行くシーンが何度かあって、その都度、あまり上品とはいえないビッグバンドジャズが流れていました。これがあまりにも大げさな音楽だったので、クスリが欲しくて歩いているのではなく、この音楽に(条件反射で)反応して歩いているように思えました。
by beertoma
| 2005-03-05 05:40
| 映画
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