「シマロン」

シマロン (1960)
CIMARRON
監督:アンソニー・マン
原作:エドナ・ファーバー
脚本:アーノルド・シュルマン
出演:グレン・フォード、マリア・シェル、アン・バクスター、マーセデス・マッケンブリッジ、ラス・タンブリン、アーサー・オコンネル、

<ストーリー紹介>
1889年、アメリカ政府はオクラホマ西部の土地 200万エーカーを無料で開放すると発表した。南北戦争で南部連合を支持した罰としてインディアンから没収した土地である。土地の分配は荒っぽい方法で行われた。開放は4月22日の正午。希望者は州の境界線上で待機して、ピストルの合図とともに希望する場所へと駆けつける。一番乗りした者がその土地の所有者となる、というものである。
このオクラホマ土地開放("Oklahoma Land Rush")に、新天地を求めて参加した若夫婦がいた。ヤンシー・クラバット(G・フォード)とサブラ・クラバット(M・シェル)である。

フロンティア・スピリットにあふれすぎた夫と彼を愛し懸命に支えようとする妻の半生記。

<感想>
大河小説の映画化にありがちな、長編を上映時間枠に収めようとしたために生じる、エピソードのブツ切り感は否めないものの、そつなくまとめられていて大いに楽める作品である。ただ、大作でありすぎたためにアンソニー・マンをもってしても個性を発揮する場所がほとんどなかったのが残念といえば残念。
土地開放のシーンも、迫力は充分にあったのだが、アンソニー・マン的なものが欲しかった。(それは具体的にどういうものか、と問われれば返答に困ってしまいますが)

マーセデス・マッケンブリッジの出番が少なかったのも残念。
彼女の演技は身ぶりが大げさというか、身体の固さを感じさせるもので、まるでサイレント映画のよう。大地に身を投げ出して慟哭する場面があったが、ちょっと笑ってしまいました。
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by beertoma | 2005-05-05 04:46 | 映画


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