「愛という名の疑惑」

愛という名の疑惑
/ ワーナー・ホーム・ビデオ
ISBN : B00005HKX6

愛という名の疑惑 (1992)
FINAL ANALYSIS

監督:フィル・ジョアノー
原案:ロバート・バーガー、ウェズリー・ストリック
脚本:ウェズリー・ストリック
出演:リチャード・ギア、キム・ベイシンガー、ユマ・サーマン、エリック・ロバーツ、ポール・ギルフォイル、 キース・デヴィッド

<ストーリー紹介>
アイザック(リチャード・ギア): 有能な精神科医。
ダイアナ(ユマ・サーマン): その患者。
ヘザー(キム・ベイシンガー): ダイアナの姉。アルコール厳禁の体質。少量でも口にすると前後不覚の酒乱になってしまう。暴力的な夫と別れたがっている。夫の職業は、限りなくマフィアに近い建設業。

アイザックはダイアナ経由でヘザーと知り合う。二人は恋に落ちる。
「キム・ベイシンガーって、そこまで綺麗ちゃうやんけ」という観客の声も無視して、アイザックは彼女に夢中になってしまう。
やがて、酩酊状態のヘザーが夫を殺してしまう。
「ほらな。言わんこっちゃない。今からでも遅ぉないから、手を引いたほうがええ。それに何よりやな、妹の方が綺麗やんけ」という観客の声は無視。
アイザックは彼女の無実を証明すべく行動を開始する。


<感想>
よくできた脚本。ただ、キャスティングを含め、映像化の段階でかなりの失敗をしているように思える。

ヒッチコック作品を引用したと思われる箇所が多数。引用というよりも、果てしなくパロディに近いオマージュといったほうが適切か。(見ていて不快にはなりませんでしたが)
音楽の使い方もまんまヒッチコック。

ヒッチコック作品との決定的な違いは俳優の存在感。ケイリー・グラントやグレイス・ケリーの頃とは、スターの存在感が違ってきているとはいえ、よりによってベイシンガーをヒロインにすることはないだろうと思った。
(リチャード・ギアはOK)
まあ、結局のところ、私がベイシンガー女史を好きでないというだけのことなんですが。(そういえば、「L.A.コンフィデンシャル」でヴェロニカ・レイクに似た女性という設定で出てきたのにも度肝を抜かれました)


ちなみに、公開時のコピーは「愛を信じて抱かれていますか。」というものであったらしい。
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by beertoma | 2005-07-05 05:56 | 映画


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