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「ジャッカル」

ジャッカル デラックス版
/ ジェネオン エンタテインメント

ジャッカル (1997)
THE JACKAL
監督:マイケル・ケイトン=ジョーンズ
脚本:チャック・ファーラー
出演:ブルース・ウィリス、リチャード・ギア、シドニー・ポワチエ、ダイアン・ヴェノーラ、マチルダ・メイ、J・K・シモンズ、ジャック・ブラック、スティーヴン・スピネラ

<ストーリー紹介>
FBIに弟を殺されたロシア・マフィアのボスが、FBI長官に復讐するために殺し屋を雇った。その殺し屋の名はジャッカル。請け負った殺しは必ず実行する超一流のプロで、誰もその姿を見たものはないという伝説の男である。

「ほんとにそんな殺し屋いるのか? ゴルゴ13の間違いじゃないのか」
「実在しますよ。本人はゴルゴ26だと名乗ってるらしいですがね」
「26?」
「『オレ様はゴルゴ13の2倍の能力を持つ。だからゴルゴ26だ』って」
「なんだそれ。ヘンな算数だな。ジョニー・パワーズじゃあるまいし」
「ジョニー・パワーズ? 誰ですか?」
「『オレ様の”4の字固め”はデストロイヤーの”4の字固め”の2倍の破壊力を持つ。だからオレ様のは”8の字固め”だ』のジョニー・パワーズだよ」

ワイワイガヤガヤと途方に暮れるFBI捜査官たち。そこへ情報がもたらされる。

「部長。IRAのテロリストでテクランってえのが、やっこさんの顔を拝んだことがあるらしいです」
「ほう。じゃあそのテポドンって奴を連れて来い」
「テクランです部長。刑務所に収監中らしいです」
「刑務所か。よし、とにかくそのピクルスに会いに行こう。話はそれからだ」

ジャッカル VS テクラン with FBI の物語。


<感想>
3回目。
(いい意味でも悪い意味でも)ふつうのアクション映画なのに、なぜ惹かれるのか不思議。

幕の内弁当のような作品。本格的なものは何も入っていないが、その組み合わせで楽しめる。

<私にとっての長所>
・コスロヴァ大佐(ダイアン・ヴェノーラ)というキャラクターを加えたところ。
・ジャック・ブラック(武器の職人 イアン・ラモン)、スティーヴン・スピネラ(ゲイの男 ダグラス)といった個性豊かな脇役。
・ロケーションの場所がいい。
・松葉杖をついたAと腕を吊ったBのラストシーン。(あまりにも狙いすぎのラストシーンですが、「目病み男と風邪ひき女」的な良さがある)

ハリウッドの脳天気さがいい方に出た作品ではないでしょうか。
by beertoma | 2005-08-08 05:05 | 映画


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