3回表。1アウト一、三塁のチャンスに、今岡プロが見事なアプローチショットでグリーンをとらえ、先制。戸張捷氏が解説していたら大絶賛間違いなしの美しい放物線だった(はず)。
6回表。2アウト一塁の場面では、代打のスペンサーが、胸の筋肉を誇示するようなバッティングフォームから、力強い打球をレフトスタンドに叩き込み、貴重な追加点となる2ラン。スペンサーを代打に選ぶという岡田采配が的中。これで試合の流れはタイガースに。 ローテーションの谷間に先日打ち込まれた安藤を持ってきたことといい、今日はベンチの采配が(いつもより)大きく勝利に貢献したように思う。 <今日の藪の中> 7回表。金本が五十嵐のフォークボールを見事にとらえてライトポール際に大飛球を放つ。ところが、これがファールの判定。「んなアホな」と猛抗議するも、一度下った判定がくつがえるわけもなく、泣き寝入りする羽目に。 スロー再生で見ると、ボールの白色とポールの黄色のからまり具合が絶妙で、素人目には判断できなかった。「金本があれだけ抗議したんだから、フェアだ」とも考えられるが、他の選手たちがさほど怒っているようにも見えず、よくわからない。真相は藪の中。 あの一打は落差のあるフォークを、いわゆる「今岡打ち」で完璧にとらえていた。判定がホームランだったら、「棒振り 今岡流」の免許皆伝となったであろうに残念である。 <今日の不安> ヤクルト打線様、ご機嫌いかがでしょうか。月曜日にリフレッシュして、次の中日戦では打ちまくって頂きたいです。 <追記 (今日の藪の中)> 納得できない表情でバッターボックスに戻った金本に、ヤクルトのキャッチャーの小野が話しかけていた。両者の表情から「切れてましたよ」「そうか?」と言っているようにも見えた。 もしそうだとすれば、小野が金本に嘘をつくことはまず考えられない。東北福祉大学の先輩と後輩である。(同時期に在学していたわけではありませんが) (金本プロには失礼ながら) ボールをとらえた感触があまりにも完璧すぎたため、入ったように見誤ったとも考えられる。 <調べてみました> 東北福祉大学出身のおもなプロ野球選手。 矢野輝弘(桜宮高→東北福祉大→中日→阪神) 金本知憲(広陵高→東北福祉大→広島→阪神) 佐々木主浩(東北高→東北福祉大→横浜→シアトル→横浜) 斉藤隆(東北高→東北福祉大→横浜) 門倉健(聖望学園→東北福祉大→中日→大阪近鉄→横浜) 吉見祐治(星林高→東北福祉大→横浜) 小野公誠(聖望学園→東北福祉大→ヤクルト) 石原慶幸(県岐阜商→東北福祉大→広島) 和田一浩(県岐阜商→東北福祉大→神戸製鋼→西武) 8/21(日)ヤクルトvs阪神17回戦 (神宮18:00) 阪 神 0 0 1 0 0 2 0 0 0 3 ヤクルト 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 勝 安藤(7勝5敗) 敗 藤井(7勝8敗) S 久保田(4勝4敗20S) 本 [神] スペンサー 8号(6回2ラン)
by beertoma
| 2005-08-22 04:50
| 阪神タイガース
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