今岡のコメント

昨日の素晴らしいホームランについての記事を読んでいたら、今岡のコメントに笑ったので引用します。

asahi.com:今岡、連発 前夜のエラー返上6打点

「3回の2ランに続き、勝利を決定づける一発。本人は「ああなったらバットに当てるだけだから」とさらりと言ったが、岡田監督は「あれは今岡にしか打てんやろ」。ファウルでしのぎながら、最後は巧みなバットコントロールでとらえた技術に舌を巻いた。 」

「ああなったらバットに当てるだけだから」
うそこけ。よう言うわ。バットに当てるだけやったら、皆さんやったはります。
(一日経つと記憶が変形してきて、あれは、空気投げみたいに、バットに当てずに飛ばしていた、そんな風にも思えてきました。)

「今季初の1試合2本塁打と、適時三塁打で計6打点。前夜は先制2ランを放ちながら、稚拙な守備のミスをしてしまい、逆転負けの原因をつくった。中日に0.5ゲーム差まで迫られた首位転落の危機。「今日は負けられない試合と分かっていた。もう、出し惜しみしている時期じゃない」。」

「もう、出し惜しみしている時期じゃない」
ちょっ、ちょっ、ちょっと待っておくんなはれ。「もう」って。「もう」ってなによ。今まで出し惜しみしてたの? うっそぉーん。これまで、打てないときは、散々心配してきたのに。
(紙面でこの記事を読んだときには、ホント、全身から力が抜けそうになりました。)

(<追記> 「出し惜しみしない」というのは「手首のケガを気にしない」ということなのかもしれません。)


Yahoo!ニュース - デイリースポーツ - 首位渡さん!今岡2ラン&3ラン

「試合中の、すごみを感じさせる集中力から解放された今岡は「凡打でもよければ、凡打を打つ。チームバッティングをしなきゃあかん時期に来ているから」と、さらりと言ってのけた。目指すは王座奪還。素晴らしきクライマックスを用意している。」

「凡打でもよければ、凡打を打つ。」
凡打でもいいって、そんなこと誰が言うたんや。そもそもやな、これまでの野球人生で、凡打でもいいシチュエーションなんて、ほとんどなかったはずやのに。
(ひょっとして、今岡にとって凡打とは、「美しい放物線を描かない当たり」を意味するのかもしれませんが)

「チームバッティングをしなきゃあかん時期に来ているから」
おいおいおい、勘弁してくれよ。今まではチームバッティングをしなくてもいい時期だったのか? 
(ひょっとして、今岡にとってチームバッティングとは、「チームメイトに畏怖の念をいだかせるバッティング」を意味するのかもしれませんが)


<今岡誠という大自然>
今岡が難しい球をホームランにしたり、簡単な球を凡打にするのを見ていると、彼の打席は最初から結果が決まっているのではないか、と思えてくるから不思議です。
この打席はホームラン、この打席は三振などと、前もって運命として決まっていて、今岡はただバットを振るだけ。ピッチャーはどのコースに投げようとその未来を変えることはできない。今岡誠という大自然の前に、人類はかくも無力なものなのか。運命って残酷だ。
そんなことを考えてしまいました。
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by beertoma | 2005-09-03 05:58 | 阪神タイガース


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