『成功する読書日記』 鹿島 茂

成功する読書日記
鹿島 茂 / 文芸春秋
ISBN : 4163590102

<内容紹介>
著者はフランス文学者。
前半の40ページが読書日記の勧めで、後半の200ページは、その実践編として、『週刊文春』に掲載されていた「私の読書日記」が収録されている。(1998~2001年分)

この読書日記の勧めが面白かった。内容を簡単に紹介すると以下の通り。

読書をした時にそれを記憶にとどめる方法として読書日記をつけてみてはいかがでしょうか?

1.長続きさせることが大事だから、簡単にできることから始める。読んだ日時、書名、著者名、購入場所、値段を書くだけでもいい。
2.「これだけの情報しか書かないのは勿体ない。もっと書いておきたい」と思うのであれば、次のことにチャレンジする。
・(ステップ1) 心に残った箇所を引用する。
・(ステップ2) 引用だけでその本を要約する。(= レジュメを作成する)
・(ステップ3) 自分の言葉に置き換えて要約する。(= コント・ランデュを作成する)
3.批評をするにはそれなりの修行が必要。感想かコメントを書きとめるだけで充分。
4.こうやって量がたまっていくと、自分なりの評価の基準ができてくる。

<感想>
読書をしたのにそれが記憶にとどまっていないことほど悲しいことはない、と常々思っていましたので、大いに頷きながら読みました。この本は一年近く前に読んだのですが、この本の内容でさえ忘れていた自分が情けないです。
よってここに内容紹介を記し、脳に刻み付けたいと思います。

実践編での書評は、わかりやすい・読みやすい・面白いと三拍子揃っています。
初版が2002年10月ですので、そろそろ文庫化されるのではないでしょうか。
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by beertoma | 2005-09-06 03:47 | 読書


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