2点を先制されましたが、その直後、相手のエラーに助けられたこともあって、見事に逆転。いつものようにJFKを投入して、逃げ切りましたとさ。めでたしめでたし。
となるはずが、緊急事態発生! 8回裏の一死二、三塁のピンチに、藤川がワイルドなピッチングとエラーをしてしまう。 打席に松本高明を迎えた場面。3球目に投げたフォークがワンバウンドしてキャッチャーに当り、そのあと一塁方向へと大きく跳ね返った。猛ダッシュしてそのボールを掴んだ藤川は、振り向きざま、矢野に矢のような送球。三塁走者にタッチしてもアウトにはできないタイミングであったためか、矢野は矢のような送球を予測していなかった。矢のような送球は矢野を通り過ぎ、バックネット方向へ。その間に二塁走者までもが帰ってきてしまい、再逆転を許す。 もうこれでだめだ。一昨日の負けパターンは桧山のヒットで何とか回避できたけど、今日の負けパターンは正真正銘の負けパターン。純度100%の負けパターン。再々逆転なんてできるわけがない。今年の阪神は、そういう芸風じゃない。 と大人しく最期の時を迎えようとしていたら、9回表、先頭打者の赤星が13球粘って四球で出塁。鳥谷が送って、代打の浜中が四球を選び、あれよあれよという間にチャンスが広がった。 金本はファーストゴロに倒れたものの、続くバッターは今岡。最近は鳴りをひそめていた今岡打ちがここへきて炸裂。ベイルのストレートを伝家の宝刀で一閃すると、打球はレフトスタンド上段へと消えていった。逆転スリーランである。アナウンサーは絶叫、阪神ファンは狂喜乱舞。これぞ極楽絵巻であった。 9回裏は久保田が抑えて、今度こそ本当に逃げ切りましたとさ。めでたしめでたし。 <今日の不思議発見> なんで、あんなに軽く打っている(ように見える)のに、あそこまで飛ぶのか。金本と比較しても、スイングにパワーが感じられない(力強さがない)のに、素晴らしい打球が飛んでいくのが不思議。 バットにボールが当たった瞬間、いったい何が起こっているのか? ”酵素的なもの”が手助けをしているとしか思えない。 9/25(日)広島vs阪神22回戦 (広島13:30) 阪 神 0 0 0 0 0 0 3 0 3 6 広 島 0 0 0 0 0 2 0 2 0 4 勝 藤川(7勝1敗1S) 敗 ベイル(2勝1敗22S) S 久保田(5勝4敗26S) 本 [神] 今岡 28号(9回3ラン)
by beertoma
| 2005-09-26 05:02
| 阪神タイガース
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