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「ブリット」

ブリット スペシャル・エディション
/ ワーナー・ホーム・ビデオ
ISBN : B0009G3EUS

ブリット (1968)
BULLITT
監督:ピーター・イエーツ
原作:ロバート・L・パイク
脚本:アラン・R・トラストマン、ハリー・クライナー
音楽:ラロ・シフリン
出演:スティーヴ・マックィーン、ジャクリーン・ビセット、ロバート・ヴォーン、ロバート・デュヴァル、ドン・ゴードン

<ストーリー紹介>
ブリットはサンフランシスコ市警の刑事。ある日のこと、上司から証人の護衛を命令された。マフィアの一人が司法取引に応じて証言台に立つというのだ。
彼は仲間の刑事と共にホテルの一室で護衛するのだが・・・。

というお話。


<感想>
タイトルバックがとても洒落ていて、大いに期待を抱かせたが、やや羊頭狗肉。

カラー作品だとついつい現在のアクション映画と同じように見てしまう。
例えば、ブリットの人間性を描くためにストーリがしばしば停滞していた(ように見えた)。昨今の映画なら、動きの中で描くはず。
例えば、殺し屋にはトドメを刺す時間的余裕がたっぷりとあったはずなのに、中途半端な仕事で逃走してしまう。昨今の映画なら、この寸止めに意味があるはず。

私の甘やかされた舌には渋すぎる作品でした。

カーチェイスでサンフランシスコの坂を下るシーンは、創意工夫があったので楽しめた。
by beertoma | 2005-11-18 06:06 | 映画


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