『父が来た道』

月曜ミステリー劇場
特別企画・高村薫ドラマスペシャル 『父が来た道』
密室ですべてを聞く代議士の運転手 … 謎の女と消えたワイロ!! 復讐に燃える運転手の決断は!?

11/28(月) 21:00 -- 22:54  毎日放送

製作: オセロット、TBS
プロデューサー: 赤司学文、石川好弘
監督: 出目昌伸
脚本: 鎌田敏夫
原作: 高村薫 「地を這う虫」(文芸春秋刊)

戸田慎一郎 (阿部寛) … 政界の大物・佐多幸吉の運転手
磯野清子 (余貴美子) … おでん屋の女将 戸田慎一郎の恋人 めっさ艶っぽい
佐多幸吉 (神山繁) … 政府与党の最高実力者
佐多香織 (冨士眞奈美) … 佐多の妻
服部千秋 (渡辺えり子) … 佐多の第一秘書 佐多との間に何やらありそう
有吉正則 (前田吟) … 政治家 佐多の子分的存在だったが、裏切って総裁選への出馬を表明
久保田 (久保酎吉) … 有吉の秘書
戸田信雄 (内藤武敏) … 慎一郎の父
久瀬 (立川三貴) … 公安の刑事
勝又 (掛田誠) …


<ストーリー紹介>
ONTV JAPAN の紹介文より。

元刑事の男が、父親の恨みを晴らすため、政界の闇に迫るサスペンス。
警視庁の刑事だった慎一郎(阿部寛)は、父が選挙違反にかかわる無実の罪を着せられたことで職を失った。そんな彼に、父が後援会長をしていた政界の実力者・佐多(神山繁)から運転手にならないかと誘いが来る。父と自分を破滅させた佐多からの誘いをなぜか慎一郎は引き受ける。
黙々と仕事をこなしていた彼にある日、公安の刑事・久瀬(立川三貴)が接触してきた。佐多の政治生命を葬るため、裏金に絡む情報提供で協力しろという。一方、慎一郎は中国政府の高官に渡すはずだった大金の入ったゴルフバッグの回収を佐多から依頼される。

<感想>
・起伏の乏しいドラマだった。小説だと、ちょっとした事件でも書きようによって、いくらでも読者の関心を引っぱることができるが、テレビのミステリー劇場にこのストーリーは、地味すぎるように思う。(このトーンを楽しめない私が幼いのかもしれませんが)

・テレビドラマ的なスピードを出すために、原作を少し離れて、事件を一つ二つ付け加えるとか、原作にない人物を登場させるとかしてもいいのではないか。(いいわけないでしょうけど)
原作を読んでいないので、どこまで忠実に脚本化したのかはわかりませんが。

・モノローグを多用していたが、大きな謎がなくサスペンスに乏しいため、どうしても閉塞感がつきまとっていた。

・移動する車の中のシーンがスタジオ撮影だったのが不満。(安っぽく感じた。もっとうまく騙して欲しい)

・ティンパニー(?)をドンドン叩いて政界の重々しさを表わそうとしたり、ミュートトランペットでハードボイルド感を煽るのはいいんだけど、音楽を付けすぎていたように感じた。
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by beertoma | 2005-11-29 05:58 | テレビドラマ


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