『弁護士・猪狩文助(4) 禁断の館』

月曜ミステリー劇場 (再放送)
告発弁護士シリーズ 弁護士・猪狩文助(4) 禁断の館
箱根の老舗旅館で起きた夫殺しは正当防衛? 法廷荒らし猪狩が暴いた巧妙で甘い罠

12/03(土) 15:00 -- 17:00  毎日放送

<スタッフ>
監督: 水谷俊之
原作: 和久峻三 告発弁護士シリーズ『禁断の館殺人事件』(講談社文庫刊)
脚本: 田辺満
選曲・効果: 田中稔
製作: 国際放映、TBS
プロデューサー: 木村理津、浦井孝行

<キャスト>
猪狩文助 (いかりや長介) … 「法廷荒らし」と異名をとるやり手弁護士
夏目理恵子 (原千晶) … 猪狩の助手
青山義信 (佐戸井けん太) … 検事 猪狩の天敵
星川秀輝 (デビット伊東) … 猪狩の調査員

上原志津子 (石野真子) … 箱根の老舗旅館「瞼水館」の従業員 夫の暴力に耐えかねて逃走、この旅館に流れ着いた
西沢藤代 (東てる美) … 瞼水館 従業員 仲居頭的なポジション
佐々波琢治 (山路和弘) … 瞼水館 主人 婿入り養子 女性にはとても優しい
佐々波夕輝子 (大塚良重) … 琢治の妻 病弱 ほとんど出歩かない
加藤治男 (沼田爆) … 瞼水館 番頭(?) 先代の頃から仕えてきた 物静かな男 どちらかといえば奥様派
上原東吾 (中根徹) … 志津子の夫 現役の警察官 妻に暴力をふるっていた 植木バサミで刺殺される

倉橋里子 (香西かおり) … 小料理屋の女将
倉橋謙三 (野上正義) … 里子の父 娘の結婚に反対している
坪内史江 (田根楽子) … 猪狩が常宿(?)にしている旅館の女将 かなり口が悪い 「なにがフミエだァ。ぬり絵みたいな顔しやがって」とは猪狩の弁


<ストーリー紹介>
ONTV JAPAN の紹介文より。

やり手弁護士と女性弁護士が、夫を殺した仲居の正当防衛を立証。 暴力夫から逃げて旅館の仲居になった志津子(石野真子)は、部屋に侵入してきた夫に拳銃で脅され、誤って殺してしまう。志津子の弁護を担当する理恵子(原千晶)と上司の猪狩(いかりや長介)は、正当防衛を主張。だが、拳銃が発見されず、志津子は不利な状況に。理恵子は、旅館主人の琢冶(山路和弘)に気に入られている志津子を妬むほかの仲居が、拳銃を隠したのではと疑う。


<感想>
シリーズの第4作ということらしいですが、他の作品は見ていません。DVD化されているようですので人気のあるシリーズなのでしょう。

ストーリーはありふれたもので、意外な展開はありませんでした。タイトルが「禁断の館」ですから、もっと、こってりとした話を予想していたのですが、あっさりとした味付けでした。ロケ地に選ばれた旅館が、近代的で規模の大きな建物だったせいもあるかもしれません。ひなびた旅館(「笑ってはいけない温泉旅館」のような)であれば印象は全然違っていたことでしょう。

この作品で素晴らしかったのは、音楽の使い方です
。2時間ドラマにありがちな、BGMのたれ流しは全くなし。少数精鋭の名曲を適材適所に配してありました。

テーマ曲が『サセレシア』。
香西かおりの小料理屋のシーンにはビリー・ホリディ。
原千晶が聞き込みに回るシーンでは『ギャルソンのボレロ』。

(ちなみに『サセレシア』は、小津安二郎の映画『東京暮色』でテーマとして使われていた曲。「ク~ッ、たまらん」の名曲です。作曲は斉藤高順。 斉藤は、小津の好きだった二つの曲(スペインの曲『バレンシア』とシャンソンの『サ・セ・パリ』)を混ぜあわせてこの曲を作ったらしいです)
(ちなみに『ギャルソンのボレロ』は、三谷幸喜脚本のテレビドラマ『王様のレストラン』で使われていた曲。作曲は服部隆之)

いかりや長介と田根楽子の漫才のようなかけ合いも楽しく、ストーリーがイマイチなのに最後まで楽しく見ることができました。

<ひとりごと>
野上正義という名前に聞き覚えがあると思ったら、中村幻児や高橋伴明や和泉聖治の映画に数多く出演していた、あの野上正義だったのか!
お懐かしゅうございます。



弁護士 猪狩文助 DVD-BOX
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ISBN : B00029DDXK
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by beertoma | 2005-12-11 06:21 | テレビドラマ


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