「史上空前!!笑いの祭典ザ・ドリームマッチ'06」
01/04(水) 21:00 -- 23:24 毎日放送 「ダウンタウン参戦!! 前代未聞のウルトラ大コント祭ついに復活! さまぁ~ず&雨上がり&キャイ~ン&ココリコ&出川&山口智充&ロンブーが年に一度の総シャッフル!! 新コンビが3時間で新ネタ作りに挑戦!! 賞金500万勝つのは一体誰と誰?」 司会:おぎやはぎ、川田亜子 審査員:志村けん、中村玉緒、北島康介 出演者:ダウンタウン、雨上がり決死隊、キャイ~ン、ココリコ、さまぁ~ず、出川哲朗、山口智充、ロンドンブーツ1号2号 緊急結成された斬新なコンビ (1)田村淳&浜田雅功 (2)山口智充&天野ひろゆき (3)宮迫博之&田村亮 (4)ウド鈴木&出川哲朗 (5)松本人志&三村マサカズ (6)田中直樹&蛍原徹 (7)大竹一樹&遠藤章造 <感想> ・「あ、この番組はそういう方向に進むわけやね」と納得した。 M-1のような緊迫感(スポーツのような緊張感)を捨てて、あくまでもバラエティの範囲内に止まることを選んだ? ・昨年は演者たちの緊張感が面白かったが、今年はそれがあまり見られなかった。 なぜ? 考えられるのは次の3つ。 (1)2回目ということで慣れた。 (2)ネタを考える時間が3時間しかないことで開き直れた。 (3)ダウンタウンが参加したことで「監視されている」感が減った。 (1) 田村淳&浜田雅功 オーディションを受けに来た売れない俳優が浜田、彼をテストする演出家が淳。 順調な滑り出しかと思われたが、途中で淳が暴走する。打ち合わせになかったことを浜田に要求した。(『WOW WAR TONIGHT』を歌え、ロボットダンスをしろ、鼻フックをしろ、などなど) 浜田は「あなたはひどい人だ」などと抵抗しながらも、渋々したがっていた。 ただ、淳は、心の底から浜田を恐れているのか、それとも極度の緊張状態にあったのか、浜田が要求に抵抗したときに、役柄の人物として硬く押し返すことしかできなかった。(「オーディションに合格したくないのか? したいだろ? だったら歌えよ!」) コントそのものの面白さではなく、コントの設定を借りた先輩いじめの面白さに走ったのだから、そこのところは柔軟に対応してほしかった。浜田がどれくらい嫌がっているのかを見せなければ、大きくは笑えないと思う。単なる”強いものイジメ”に終わっていたのが残念。 (2) 山口智充&天野ひろゆき 飛行機の乗客(天野)と空港の警備員(山口)のコント。 ふつうのコント。あまりにもまとまりすぎていたので笑いもふつうになってしまったという感じ。 (3) 宮迫博之&田村亮 漫才。 亮の持つ”落ち着き”を引っ掻き回そうとしたのか、あるいは、静かな漫才が苦手なのか、宮迫がオーバーアクションなボケを連発。亮のツッコミはそのテンションとは合わないもので、そのアンバランスなところが面白かった。 (4) ウド鈴木&出川哲朗 選挙を控えた政治家(出川)とその秘書(ウド)のコント。 出川の政治家、ウドの秘書、ともにキャラクターがハマっていて、上手く演じればかなり笑えるコントになっていたであろうに、カツゼツ悪く、そういう方面の笑いになっていたのがちょっと残念。 (5) 松本人志&三村マサカズ コケシ作りの名人(松本)と彼を訪れたインタビュアー(三村)のコント。 期待通りの面白さ。大いに笑わせてもらった。 終わって暗転した瞬間、客席から「えーっ!?」という不満の声があがった(「たったこれだけの笑いで終わりなの?」という不満)。 三村は松本に「どんなハードル持ってるんですか」とツッコんでいた。あれで充分でしょう。 (6) 田中直樹&蛍原徹 迷子になってしまった子供(蛍原)と迷子預かりセンター(?)の男(田中)のコント。 ベタなネタを演技でふくらませて見せる作品にしていた。蛍原の子役が上手い。 中村玉緒の言葉どおり「静かに面白かった」。 (7) 大竹一樹&遠藤章造 穴に落ちた猫を助けようとしている飼い主(遠藤)とレスキュー隊の男(大竹)のコント。 ここもふつうのコント。 「『できることには限度がある』でお馴染みの”なんでもレスキュー”」というネーミングが最高。
by beertoma
| 2006-01-08 06:43
| お笑い
|
|
ファン申請 |
||