中山記念・阪急杯 反省

<中山記念>
バランスオブゲームが見事に逃げ切りました。カンパニーがズバッと差しきると予想していたのですが、ハットトリックも末脚不発でしたし、あの馬場であのペースでは仕方なかったのかもしれません。
直線に入ってからのダイワメジャーの走りは、いかにも反動的なものでした。誰にも追い抜かさせない、けれど、誰も追い抜かさない。現状維持。共存共栄。
ひょっとして彼は、最大多数の最大幸福を目指しているのかもしれません。
鞍上のデムーロも、こんな思想にかぶれているんだったらハナをきっておくべきだった、と後悔したことでしょう。

<阪急杯>
いつぞやの有馬記念を思い出しました。
「今年を象徴する出来事といえば 9月11日のテロだから、今年のテーマはアメリカだ。よって、マンハッタンカフェとアメリカンボスで決まり!」
そう言った人は数多くいました。でも、彼らは心の中でこうも考えていました。
「(その年の菊花賞馬)マンハッタンカフェはともかく、アメリカンボスはさすがに買えねぇー」
ところがどうでしょう。マンハッタンカフェとアメリカンボスで決まりました。

あの時と同じです。「松永幹夫が今日で引退するから、ブルーショットガンが勝つ!」と言ってみた人は数多くいたはず。でも、心の中ではこう考えていたはず。
「買えねぇー。来るわけねぇー」
ところがどうでしょう。ブルーショットガンが鮮やかな差し切り勝ち。

感動と”なんじゃそら”感で胸が一杯になりました。
(まあ、ブルーショットガンの血統が、サクラバクシンオー×スーパークリークという時点で、すでに”なんじゃそら”なんですけどね)

最終レースのフィールドルージュも強い勝ち方でしたし、今日の松永には、本人がインタビューで言っていたように、競馬の神様がついていました。
彼の運の強さを、その100分の4秒分だけ、皆川選手に分けてあげてほしかったと思うのは私だけでしょうか。
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by beertoma | 2006-02-27 05:57 | 競馬


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