『1ドル銀貨の遺言』 ローレンス・ブロック

a0034898_619722.jpg1ドル銀貨の遺言
ローレンス ブロック 田口 俊樹 / 二見書房
ISBN : 4576881663

<内容紹介>
(裏表紙の紹介文より)
アル中探偵マット・スカダー・シリーズ
たれ込み屋のスピナーが殺された。その二ヵ月ほど前、彼はスカダーに一通の封書を託していた ― 自分が死んだら開封してほしいと言って。そこに記されていたのは彼が三人の人間をゆすっていたこと、そしてその中の誰かに命を狙われていたことだった。スカダーは犯人を突き止めるため、自らも恐喝者を装って三人に近づくが……。
ニューヨークを舞台に感傷的な筆で描く人気ハードボイルド。アル中探偵マット・スカダー・シリーズ。

<感想>
シリーズの第三作で、このときはまだアル中にはなっていない(たしかに、酒は良く飲んでいるが)。 ちなみに、『八百万の死にざま』は五作目で、そこで初めてスカダーがアル中であることが明らかになる。
酒との闘いもないし、プロットにヒネリもないし、登場人物たちもイマイチ魅力に乏しいし。まあ、長編というには短すぎるので(『八百万…』の1/3か1/4くらい?)、仕方ないのかもしれませんが。
シリーズ第三作というよりは、マット・スカダーの出てくるちょっと長めの短編という感じ。


「ウェイターが飲み物を持ってやって来た。私はバーボンをひとくち口に含み、コーヒーを1インチばかり飲み、バーボンの残りをコーヒーに混ぜた。そうやって飲めば疲れずに酔うことができる。」(P.67)

これが本当ならスゴイ裏技だ。ぜひ試してみよう。
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by beertoma | 2006-02-28 06:28 | 読書


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