プライム・タイム
カウント・ベイシー&ヒズ・オーケストラ / ビクターエンタテインメント スコア選択: ★★★★★ たとえば、人間関係でストレスがたまり思い悩んだとしても、酒を飲んで酔いが回ってくると、そういったことはどうでもよくなってくる。悩み事が些細なことに思えてくるというか、慈愛に満たされるというか。 このアルバムに収録されている「ヤー・ガッタ・トライ」を聴いているとそれと似た気持ちになる。アメリカ版浪花節とでもいうべき、心のヒダをくすぐる曲調。70年代の青春ドラマのように、ベタな感動がある。ジミー・フォレストもカーティス・フラーも ”いずみたくシンガーズ” のようにスウィングしている。「涙は心の汗さ、たっぷり流してみようよ。二度と戻らない今日のために。」と。
by beertoma
| 2004-07-22 03:30
| 音楽(JAZZ)
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