アジアカップのブーイングについて引き続き考えてみた。
韓国にも中国と同様、いやそれ以上に、日本に対する反感がある。ただ、日韓戦の国歌斉唱の場面で露骨なブーイングを耳にすることはない。どういったときにそれを感じるかといえば、試合でのパフォーマンスである。 韓国人選手のゴールに向かう姿勢やディフェンスの身体の寄せ方などを見ていると、「日本にだけは負けたくない」という殺気を感じる。それは、「勝ちたい」という、スポーツマンシップにのっとった意思というよりも、どちらかといえば、「負けたくない」という、身体に染みこんだもの、生命力のようなものに思える。 ところが、決勝の中国人選手にはそういった殺気は見られなかった。観客があれだけ反日感情を露骨に表明していたのだから、選手たちは激しいサッカーをしてもよさそうなものなのに、普通のサッカーであったのが不思議である。
by beertoma
| 2004-08-10 23:56
| その他スポーツ
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