カテゴリ:テレビドラマ( 40 )

『嘘をつく死体』

DRAMA COMPLEX 輝く女シリーズ(2)
アガサ・クリスティー原作(『パディントン発4時50分』より)
『嘘をつく死体』
ミス・マープル初登場 深夜特急車窓殺人事件 華麗な死体トリックは愛の罠~スーパー家政婦潜入捜査で名推理

04/11(火) 21:00 -- 22:54  読売テレビ

<スタッフ>
演出: 猪股隆一
脚本: ジェームス三木
原作: アガサ・クリスティー(『パディントン発4時50分』早川書房刊)
プロデューサー:佐藤敦(日本テレビ)、大野哲哉(日本テレビ)、大森美孝(日本テレビエンタープライズ)
主題歌:ゴスペラッツ 「リンダ」

<キャスト>
馬淵淳子 (岸惠子) … 推理好きの女性
牧えりか (木の実ナナ) … 元女優 馬淵淳子の友人 殺人事件の目撃者
漆原ルリ子 (はしのえみ) … 馬淵淳子の妹分 ハウスキーパーとして働く

倉林輝隆 (竜雷太) … 会社社長 大邸宅に住む
倉林恵美 (広田レオナ) … 倉林の長女 社長秘書
倉林清二 (中村育二) … 次男 画家
倉林礼三 (宅間孝行) … 三男 ブローカー
東山光彦 (大久保博元) … 死亡した次女の婿 元プロ野球選手
キダ (鷲尾真知子) … 通いのお手伝いさん
稲葉謙二郎 (野々村真) … 輝隆の主治医
神保貞夫 (中丸新将) … 倉林家の顧問弁護士

堂本信吾 (永井大) … 県警の捜査一課長
紺野警部 (小林隆) …
島倉刑事 (正名僕蔵) …
殺される女 (平田洸帆) …

<ストーリー紹介>
ONTV JAPAN の紹介文より。

推理マニアの婦人が、列車で起きた殺人事件の謎を追う。夜行列車に乗った元女優・えりか(木の実ナナ)は、並走する寝台列車で女性が絞殺される場面を目撃。警察に連絡するが死体は発見されず、全く相手にされない。親友の淳子(岸惠子)はえりかの話を信じ死体の捜索を開始。死体を捨てたと思われる場所の邸宅に、知り合いのハウスキーパー・ルリ子(はしのえみ)を潜入させる。

<感想>
・フィルムのような感触の映像(でも、たぶんビデオ)。光と影に気を配った画。画としても楽しい作品だった。

・デーブ大久保。元プロ野球選手という設定がそのまんまで面白かったが、その話題については言及されず、地味な存在で終わっていたのが残念。
セリフが少なく、暗い表情で坐っている場面が多くて、演技力を試されるシーンがほとんどなかった。

(以下の感想には、犯人が誰か書いてあります)

・野々村真の演技。殺す場面の演技は、力を入れた表情がちょっとコミカルでいただけなかったが、最後の場面では、いい表情をしていた。(岸惠子により犯人であることを暴かれるのだが、必死で言い逃れようとする)
これはまったくの憶測だが、彼は恐妻家であるので、おそらく、家で毎日言い訳をしたり、シラをきったりしているのだろう。言い逃れようとする表情が完璧だった。恐妻家をなめてはいけないと思った。
(いや、べつに、なめとりゃせんですが)
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by beertoma | 2006-04-18 04:56 | テレビドラマ

『テニススクール殺人事件』

土曜ワイド劇場
『テニススクール殺人事件』
コートの女王が殺された! 嫉妬,不倫,愛欲,裏切り … 女たちの艶やかな殺意,最後に笑う女は!?

04/01(土) 21:00 -- 22:51  ABCテレビ

<スタッフ>
監督: 山本邦彦
脚本: 篠崎好
プロデューサー:伊東仁(テレビ朝日)、有馬孝(東宝)、仁平知世(東宝)、塙淳一
制作: テレビ朝日、東宝

<キャスト>
柚原千晶 (田中美里) … 愛テニススクールの秘書 ”あぐり”をしたたかにしたような女性
花岡愛 (川島なお美) … 愛テニススクールの社長 やり手ババア かつては花形プレーヤーだった
西木岳夫 (西村和彦) … 花岡愛のマネージャーであり愛人でもある 強面のお兄さん
戸村美紀 (秋本奈緒美) … 花岡愛の幼なじみで親友
戸村邦男 (田中健) … 戸村美紀の夫 運送会社社長
黒部治子 (野村真美) … 愛テニススクールのコーチ 会社創設以来のメンバー
北川花絵 (越智静香) … 愛テニススクールのコーチ 鼻っ柱の強い女
相沢和美 (楊原京子) … 愛テニススクールの下っ端社員
富永警部補 (赤塚真人) … 紳士的な刑事
石塚刑事 (小林健) …
矢部プロデューサー (菊池隆則) …

<ストーリー紹介>
ONTV JAPAN の紹介文より。

テニス教室経営者の死に迫る。テニスのスター選手だった愛(川島なお美)は、テニススクールやテレビのレギュラー番組を持っていた。だが、番組の視聴率が低迷し、マネジャー・西木(西村和彦)は、番組に愛の秘書・千晶(田中美里)の起用を画策。憤慨した愛は「教室の乗っ取りを狙っているのか?」と千晶に迫る。2週間後、愛が殺害され、第一発見者の千晶に容疑が掛かる。


<感想>
配役から犯人を推測することはまったく不可能。田中健に秋本奈緒美に野村真美に越智静香。犯人役としてエース級の人たちばかり。もし2時間ドラマの世界大会があれば、必ずや日本代表に選ばれるであろう面々である。
それに、第一発見者の田中美里だって完全にシロとはいえないし、サングラスで強引に役作りした西村和彦もかなり怪しい。
うわー、いったい誰が殺したんやろ? このメンツやったらどっからでも殺せるで。
有馬記念の出馬表を見るときのようなワクワク感があった。

ただ、ストーリーや動機が、ちょっと平凡すぎたのが残念。オチも弱い。(← ただし、これは、Kiroroの歌に雰囲気を潰されたともいえる。ルロイ・アンダーソン風のテーマ曲がよかっただけに、最後の「♪も~すこし」は画竜点睛を欠いた)


西村和彦のサングラスは余計だったような気がする。小道具なしの演技力のみで、この人物を演じてほしかった。
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by beertoma | 2006-04-05 05:50 | テレビドラマ

『走れ!事件記者~娘に捧げる最後のスクープ』

月曜ミステリー劇場
『走れ!事件記者~娘に捧げる最後のスクープ』
お前の結婚相手は俺が決める! 湯の町伊東名物たぬき親父VS頑固娘! 親子バトルの先の涙の真相とは!?

02/27(月) 21:00 -- 22:54  毎日放送

<スタッフ>
監督: 廣瀬襄
脚本: 進藤健二
原作: 高橋玄洋
製作: 東阪企画、TBS
プロデューサー: 堀貞雄、内丸摂子
編成担当: 高野阿弥子

<キャスト>
池田佐吉 (小林稔侍) … 新聞記者 毎朝新聞の地方支局で孤軍奮闘している 
池田久美子 (高橋由美子) … 佐吉の娘 「お父ちゃん、会ってほしい人がいるの。実は、私、……」
田村健一 (関口知宏) … 政治家の息子 好青年 久美子の婚約者
大塚民江 (大島さと子) … 佐吉がよく行く飲み屋の女将 

江崎由紀子 (夏樹陽子) … 下着メーカー「ヴィーナス・ライン」の社長
工藤 (佐戸井けん太) … 社長秘書

椿俊一郎 (樋浦勉) … 元刑事 ひき逃げ事件の被害者 ダイイング・メッセージは「ビーナスのマエ」 噂によると25年前の事件をしつこく調査していたために殺されたとか 何事もほどほどにね
玉置 (芦屋小雁) … 元刑事 椿俊一郎の同僚だった

村上純一 (羽場裕一) … 刑事 「このオレ様が2時間ドラマに出てるんだぜ。殺すか殺されるかのどちらかだよな? ふつうの刑事ってことはないよな? おい、視聴者よ。どっちだと思う? あーん? 殺してやろうか? それとも殺されてやろうか?」という目つきをしているので最後まで目が離せない

沢井三郎 (加門良) … 沢井さち子の夫 さち子の話によると「いい人だったんだけど、借金をしてから人が変わってしまった」らしい そんなこという前に「忘れないでお金よりも大切なものがある、忘れないであなたよりも大切なものはない」と言ってあげるべきだった

池田和子 (那須佐代子) …
斎藤 (新田亮) …
加藤 (越村公一) …
田野倉 (児玉謙次) …

<ストーリー紹介>
ONTV JAPAN の紹介文より。
地方支局に勤める新聞記者が、偶然遭遇したひき逃げ事件をきっかけに、25年前に起こった事件の謎に迫っていく。新聞社の地方支局の記者・池田佐吉(小林稔侍)が取材先でひき逃げ事件に遭遇した。被害者・椿俊一郎(樋浦勉)の最後の言葉「ビーナスのマエ…」を聞いていた佐吉は、椿の身辺を調べ始める。その後、椿が元刑事で、女性下着の会社「ビーナス・ライン」に関心を示していたと知る。早速、佐吉はその会社の社長・江崎由紀子(夏樹陽子)に会いに行く。すると、江崎と名乗るその女性は、佐吉のまな娘・久美子(高橋由美子)の生みの母・沢井さち子だった。さち子は佐吉の亡くなった妻の親友で、20数年前赤ん坊だった久美子を佐吉の妻に預けたまま行方不明になっていた。さらに、佐吉は、自分の知らぬ間にさち子が久美子と接触し、2人が顔見知りになっていることを知る。

<感想>
・サスペンスは10時25分でおしまい。そのあとは、嫁ぐ娘とその父の物語だった。ちょっとがっかり。
犯人が告白を始めたときには、まだたっぷりと時間が残っていたもんだから、羽場裕一が何かやってくれるとすんごく期待したのに……
羽場くん、キミには失望したよ。もっとデキル男だと思っていたんだがねえ。

・大島さと子の役に意外性があってよかった。彼女が演じる女性は、いつも、どこか「しっとり」したところがあるのに、今回はカラッと渇いた気風のいい女将だった。
大島くんにはこれからも期待。
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by beertoma | 2006-02-28 05:58 | テレビドラマ

『ユニット』

土曜ワイド劇場特別企画
『ユニット』
復讐を誓う男と逃げる女! 妻子を殺して7年で仮釈放!? 許さない!! 犯人を追い詰める男に逆襲の黒い罠が!!

02/11(土) 21:00 -- 22:51  ABCテレビ

<スタッフ>
演出: 土方政人
脚本: 橋本綾
原作: 佐々木譲
プロデューサー: 佐藤凉一(テレビ朝日)、三輪祐見子(テレビ朝日)、高橋萬彦(共同テレビ)
制作: テレビ朝日、共同テレビ

<キャスト>
真鍋篤 (緒形直人) … 妻子を殺された男 
宮永祐子 (若村麻由美) … 工務店の賄い婦 暴力的な夫のもとを逃げ出してきた
波多野正明 (伊東四朗) … 工務店の社長
門脇英雄 (高橋克実) … その暴力的な夫というのがこの男 職業はなんと刑事
川尻乃武夫 (山崎裕太) … 真鍋の妻子を殺した男 最近出所したらしい
真鍋由美 (渋谷琴乃) … 真鍋の殺された妻
久保田彰子 (円城寺あや) … 門脇英雄の同僚 ニコリともしない女
大橋信子 (大島蓉子) …
清水弘 (マギー) …
宮永晴也 (鈴木宗太郎) …

<ストーリー紹介>
ONTV JAPAN の紹介文より。

妻子を殺された真鍋(緒形直人)が犯人への復讐をたくらむ。7年前に妻と娘を強盗に殺され廃人同然になっていた真鍋は、犯人の川尻(山崎裕太)が仮出獄したと知った。真鍋は川尻を殺そうと決意し、行方を追う。危険を察した川尻は先手を打ち、真鍋を殺そうと考える。

<感想>
ふつうの2時間ドラマとは少し毛色の異なったサスペンスもの。大いに楽しめた。

(1) 真鍋(緒形直人)は、川尻に追われている。
(2) 祐子(若村麻由美)は。夫の門脇に追われている。
(3) 真鍋と祐子が一緒に逃げ出す。
(4) 川尻と門脇が出会う。

という展開がミソ。
映画「エネミー・オブ・アメリカ」のようなコミカルなオチを期待したが、正攻法で描かれていていたのが、ちょっと残念。

「何もかもがめでたしめでたし」のラストにしなかったのもよい。
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by beertoma | 2006-02-14 05:49 | テレビドラマ

『世直し公務員 ザ!公証人(6)』

月曜ミステリー劇場
『世直し公務員 ザ!公証人(6)』
離婚した夫が失踪!! 慰謝料と財産分与はどうなる? 携帯に残された秘密の写真…事件の鍵は美人弁護士が隠した涙の過去!?

02/06(月) 21:00 -- 22:54  毎日放送

<スタッフ>
監督: 増田天平
脚本: 金谷祐子
プロデューサー: 赤司学文、石川好弘
制作: TBS、オセロット

<キャスト>
真山壱成 (渡瀬恒彦) … 公証人 元検事 いろんな相談に乗ってちょっとした交渉くらいならするので、そういう意味では交渉人でもある
天野正直 (蟹江敬三) … 公証人 元判事 真山と一緒に公証人事務所を構えている
稲葉里美 (竹内都子) …
水谷加菜子 (沖直未) …
山村咲 (山本麻生) …
天明寺大介 (森雅晴) …
工藤恒之 (片桐竜次) …
瀬古伊造 (犬塚弘) …

田宮雅彦 (羽場裕一) … 会社員 離婚したいので公正証書を作成してほしいと真山のもとを訪れたときはとても元気そうだったのに、まさかあんなことになるなんて・・・ くわばらくわばらとしか言いようがない
田宮絹枝 (三條美紀) … 雅彦の母
田宮葉子 (山下容莉枝) … 雅彦の離婚した妻
田宮龍平 (伊山伸洋) … 雅彦と葉子との間の子
田宮美香子 (中島ひろ子) … 雅彦の再婚相手 できちゃった再婚
田宮敬太 (渋谷武尊) … 雅彦と美香子との間の子
沢木瑞穂 (渡辺典子) … 弁護士 真山が仙台で検事をしていた頃、同地で新人弁護士だった
野平徹也 (篠塚勝) … 歯科医 田宮雅彦の隣人であり、学生時代からの友人でもある
野平真弓 (曽川留三子) … その妻

<ストーリー紹介>
ONTV JAPAN の紹介文より。

元検事の公証人・真山(渡瀬恒彦)が行方不明事件の真相を追う。弁護士の瑞穂(渡辺典子)が、田宮(羽場裕一)夫妻が離婚するために公正証書を作成してほしいと真山の事務所を訪れた。真山は仙台で検事だったころ、まだ新人の弁護士だった瑞穂のことを思い出す。田宮夫妻には高校生の龍平(伊山伸洋)という息子がおり、田宮の母・絹枝(三條美紀)と同居していた。だが、田宮には愛人・美香子(中島ひろ子)と子どもがいるため、妻・葉子(山下容莉枝)と離婚するという。葉子は龍平を連れて家を出て行き、入れ替わりに美香子らが来るが、絹枝と折り合いが悪く口論が絶えない。そんな中、田宮が失踪(しっそう)。捜査一課の工藤刑事(片桐竜次)は真山を訪ね、警察に血痕のついた田宮のネクタイが届いたと明かす。さらに田宮が殺されたと電話があったと聞き、真山は驚く。

<感想>
・酒に酔ってボーっと見ていたからかもしれないが、けっこう最後の方まで犯人がわからず。楽しめた。

・陰のある暗い人物を演じることの多い中島ひろ子が、あっけらかんとした、たくましい女性を(嬉々として)演じていた。
その意外さがいいアクセントになっていたように思う。
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by beertoma | 2006-02-14 05:45 | テレビドラマ

「神はサイコロを振らない」 #1, #2

「神はサイコロを振らない」

第1話 「10年ぶりに生還した恋人や親友に…38歳・女捨ててんじゃねえよ」
01/18(水) 22:00 -- 23:09  読売テレビ
第2話 「10年前愛した人を今も変わらず愛していますか」
01/25(水) 22:00 -- 22:54  読売テレビ

演出: 佐藤東弥、南雲 聖一
脚本: 水橋文美江
原作: 大石 英司 「神はサイコロを振らない」(中央公論新社刊)
プロデューサー: 櫨山裕子、内山雅博
製作著作: 日本テレビ

出演: 小林聡美 ともさかりえ 大杉漣 山本太郎 武田真治 成海璃子 市川実和子 尾美としのり 岸部一徳 ほか

<ストーリー紹介>
ONTV JAPAN の紹介文より。

(第1話)
消息を絶った旅客機の乗員、乗客が10年後に帰還、再会を果たした人々の人間模様を描く。
'96年夏に旅客機が乱気流に遭い、姿を消した。航空会社社員・ヤス子(小林聡美)は、親友で客室乗務員の亜紀(ともさかりえ)と恋人の副操縦士・哲也(山本太郎)を失う。一方、物理学者の加藤(大杉漣)は旅客機が必ず戻ると提唱。予定日に飛行機が出現する。

(第2話)
飛行機から降りた哲也(山本太郎)は、ヤス子(小林聡美)の自宅を訪ねる。哲也は会いたかったという気持ちを伝えるが、ヤス子は10年の歳月を経て変わった自分と変わらない哲也の姿に戸惑いが先に立つ。そんな中、遺族会会長の甲斐(尾美としのり)と対面したヤス子は、帰還した乗員たちが数日で再び姿を消すかもしれないと聞く。

<感想>
・設定が面白そうなので録画。
第1話は再会のエピソードが中心。10年前に死んだと思われていた人々が当時の姿のまま帰ってくるという、空想的かつ感動的なシチュエーションをあっさりと描いていた。こういったシーンは、いくら本格的に映像化しようとしても 「予算は巨額・撮影はフィルム・出演者は一人残らず”外タレ”」のアメリカ映画にかなうわけないので、そこのところでの勝負を避けたというか、テレビドラマであることを忘れなかったところに、好感を持った。(ただ単に「ここは強調するところじゃないから」という理由で描かなかったのかもしれませんが)

・小林聡美演じる黛ヤス子が、死んだと思われていた恋人と友人が帰ってきたわりには、クールすぎるのが解せない。第一話を見た限りでは、彼女がすべてを知っているからなのかとも思ったのだが、第二回を見るとそうでもなさそうだし。

・第二話のクライマックスは、いろんなことを諦めて淡々と生きていたヤス子が、かつてのような情熱を取り戻すというシーンだった。連ドラではありがちなシーンだと思われるが、見ていて違和感があった。(日本酒を呑みながらカレーを食べているような違和感)
このドラマには基本として「奇跡の再会」があって、ある種ファンタジーのような物語であるはずなのに、そこにふつうのクライマックスを持ってきても、それぞれの”感情移入の質”が異なるので、うまく溶け込まないような気がする。
もちろん、こういった違和感の多くは「慣れ」が解決してくれるだろうから、毎週見ているうちに何とも思わなくなるのかもしれない。(あるいは、私の頭が固すぎるのかもしれませんし)
ただ、「毎回必ずクライマックスが必要」という作り方は、このドラマに合っていないように思う。

・シーンごとに感情移入のやり方を素早く調節しながら見れば、面白そうな俳優が多く出演していることですし、楽しめるドラマではないでしょうか。
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by beertoma | 2006-01-30 06:26 | テレビドラマ

相棒 Season IV 第14話 「アゲハ蝶」

相棒 「アゲハ蝶」
01/25(水) 21:00 -- 21:54  ABCテレビ
監督: 橋本一
脚本: 岩下悠子
美術: 丸山裕司
出演: 水谷豊 寺脇康文 高樹沙耶

ミヤモトアゲハ … これまでに2頭しか発見されていない幻の蝶 とても美しい 数年前に城南大学の宮本教授が和歌山県田波郡の田園地帯で全長127ミリメートルのメスを捕獲したのが最初とされている
宮本洋一郎 (並樹史朗) … 城南大学鱗翅類研究室 教授  「ミヤモトアゲハはね、ありゃあ、本当は、新種じゃないんですわ」とある人物に言ったため、とんでもない目に遭う
小西美紗緒 (板谷由夏) … 城南大学鱗翅類研究所 助手  美人で有能 瞳の力が強く、蝶のためなら人殺しもできる、ようにも見える
堀内洋造 (十貫寺梅軒) … 明律化学工業株式会社 社長  明律化学の社員数は150人、工場は全国に3つ 本社は長野工場に隣接
小松原靖之 (河西健司) … 明律化学工業株式会社 専務  同社が大阪府松沢郡に工場を建設しようとした時に起こった反対運動を率先して潰した 検察に古い友人が何人もいるらしい
染井繁 (飯田基祐) … 蝶コレクター  ちょっとヘンな男 ミヤモトアゲハが欲しくてたまらない 鱗翅類研究室に売ってくれと日参するが相手にされず 研究室のミヤモトアゲハが盗まれたことを知ったときには、「ミヤモトアゲハを今から捕まえにいくんだ!」「ミヤモトアゲハが僕を待っている!」などと錯乱
野口史明 (渡辺憲吉) … 明律化学工業の元社員  ミヤモトアゲハを300万円で落札 転売を拒否したため殺されてしまう
角田六郎 (山西惇) … 薬物対策課課長  甥っ子の誕生日プレゼントにデパートでオオクワガタの幼虫を1万円で購入 ところがまったく動く気配がないため、幼虫の入ったビンを「ぜんぜん動かないんだよなー」と言いながら乱暴に倒す


<ストーリー紹介>
ONTV JAPAN の紹介文より。

チョウの収集家・野口(渡辺憲吉)が殺され、日本に2体しかないミヤモトアゲハの標本が盗まれた。右京(水谷豊)はもう1体の標本を所有する大学教授・宮本(並樹史朗)に注意を促すが、宮本も殺される。右京は、野口の元勤務先の専務で宮本の研究に協賛していた小松原(河西健司)が、宮本とミヤモトアゲハに関して密談していたことを知る。


<感想>
脚本の面白さプラス、画的な面白さもあって、とても楽しめた。

昆虫にまつわる、ちょっと気味の悪いカットが、ところどころ挿入されていて、それがいいアクセントになっていたように思う。
殺人のあった部屋で血塗れたシャツの上を蜘蛛が歩いていたり、後日その部屋で右京と亀山が地図を拡げているとその上をまたまた同じ蜘蛛が歩いていたり、小西美紗緒の瞳のクローズアップに蝶が映ったり。とくに、瞳に蝶が映るカットは、ヒッチコックの「めまい」のようで(そのときの音楽も)、とても刺戟的だった。

こういうやつ、もっと頼んます。
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by beertoma | 2006-01-28 06:27 | テレビドラマ

相棒 Season IV 第13話 「最後の着信」

相棒 Season IV 第13話 「最後の着信」

相棒 「最後の着信」
01/18(水) 21:00 -- 21:54  ABCテレビ
監督: 西山太郎
脚本: 櫻井武晴
出演: 水谷豊 寺脇康文 高樹沙耶

脇幸太郎 (桐谷健太) … 一見好青年だが、じつはヤクの売人。大阪出身。東京に出てきて長いはずなのに、大阪弁バリバリで話す。結婚を期に堅気に戻ろうと考えていたが・・・。
白坂由美 (黒坂真美) … 脇が結婚しようと思っていた相手。脇とは高校時代の同級生だった。
鷲頭一郎 (渋川清彦) … ヤクの売人の元締め つまりは脇の上司

菱沼貞夫 (中西良太) … 六本木署 生活安全課の刑事 麻薬捜査では凄腕だが、ニューヨークに行っても通用するのかは疑問。「世界の菱沼」になるには道のりが険しい?
大河内春樹 (神保悟志) … 監察官
角田六郎 (山西惇) … 薬物対策課課長


<ストーリー紹介>
ONTV JAPAN の紹介文より。

青年・脇(桐谷健太)の死体が見つかった。名前が登録されていない携帯電話などを3つ持ち、覚せい剤所持での前科があったことから、脇は麻薬の売人と判明。薬物対策課は情報屋“エス”に当たり、死んだ夜に脇と会った仲買人・鷲頭(渋川清彦)の身柄を拘束する。一方、右京(水谷豊)は3年前に脇を逮捕した刑事・菱沼(中西良太)に会いに行く。


<感想>
こういうの待ってました。
だいたいこいつが犯人だろうと日本中が目星をつけていたそのとき!
なんと、右京はクライフターン、「犯人はあなたですね」と横にいた人物に語りかける。
日本中があんぐり。(かどうかまでは知りませんが、少なくとも私はあんぐりしてしまいました)
気持ちよく騙されて、気分爽快だった。真犯人に「殺してくれてありがとう」とさえ思った。

こういうやつ、もっと頼んます。
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by beertoma | 2006-01-21 06:58 | テレビドラマ

『牟田刑事官VS終着駅の牛尾刑事そして事件記者・冴子 森村誠一のタクシー』

土曜ワイド劇場 特別企画
『牟田刑事官VS終着駅の牛尾刑事そして事件記者・冴子 森村誠一のタクシー』
新宿で殺された女を乗せて能登半島へ危険なドライブ! 殺人をのぞく女、森村誠一のタクシー

12/24(土) 21:00 -- 23:21  ABCテレビ

<スタッフ>
監督・脚本: 池広一夫
原作: 森村誠一
プロデューサー: 松本健(テレビ朝日)、若松豪(東映)、笠谷智之(C.A.L)、塙淳一
制作: テレビ朝日、東映、C.A.L

<キャスト>
牟田一郎 (小林桂樹) … いわゆる牟田刑事官
牛尾正直 (片岡鶴太郎) … いわゆる終着駅の牛尾刑事
川村冴子 (水野真紀) … いわゆる事件記者冴子
緒方浩平 (船越英一郎) …
牛尾澄枝 (岡江久美子) …
岩城政則 (東幹久) …
蛭間正 (寺島進) … タクシー運転手
坂本課長 (秋野太作) …
吉原松子 (冨士眞奈美) …
末永知恵子 (森迫永依) … 盲目の少女
末永正造 (桂小金治) … 少女の祖父
惣領秀和 (遠藤憲一) …
鯨井 (鈴木ヒロミツ) … トラック野郎

<ストーリー紹介>
ONTV JAPAN の紹介文より。

新宿と横浜の刑事が殺人事件を共同捜査する。新宿で女がひき逃げされた。タクシー運転手・長田(森章二)はひき逃げ犯を目撃。数日後、長田が横浜で刺殺される。山下署の刑事官・牟田(小林桂樹)は、長田がひき逃げ事件の目撃者と知り、新宿西署刑事・牛尾(片岡鶴太郎)と捜査を行う。そんな中、タクシー運転手・蛭間(ひるま・寺島進)は、刺されたホステス・雅代(大村彩子)を客として乗せる。


<感想>

・「なんでわざわざそんな方法をとるの?」と思わせる箇所がいくつもあって、ミステリードラマの出来としてはよくない。
が、年に一度のお祭りのような作品だから仕方ないのかも。ストーリー全体をマクガフィンとみなして、競演を楽しむべきなんでしょう。


・寺島進のタクシー運転手が面白かった。
寺島演じる蛭間正は、ひょんなことから、タクシーで遺体を運ぶことになる。東京から石川県まで。この遺体はヤクザも狙っており、蛭間を捕まえようと追いかけてくる。タクシーで遺体を運ぶのは違法行為であるため、警察に助けを求めるわけにはいかない。おまけに、旅の途中で、盲目の少女を同乗させる羽目になる。
『逃亡者・木島丈一郎』で、子供と逃亡する寺島進の魅力に開眼したため、ここでの逃亡ぶりも大いに楽しめた。
(ヒッチコックの『ハリーの災難』のようなとぼけたユーモアもあった)

『牟田刑事官vs終着駅の牛尾刑事vs事件記者冴子』としてではなく、『運搬者・蛭間正』として見るべき作品。
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by beertoma | 2006-01-12 06:36 | テレビドラマ

「相棒 Season IV 元日スペシャル 汚れある悪戯」

相棒 Season IV 元日スペシャル 汚れある悪戯 ~ 身代金5億円をバラ撒け!史上最大の誘拐事件

01/01(日) 21:00 -- 23:30  ABCテレビ
監督: 和泉聖治
脚本: 輿水泰弘
出演: 水谷豊 寺脇康文 鈴木砂羽 高樹沙耶

城崎愛梨 (葉月里緒奈) … 美人銀行員
畑山哲弥 (甲本雅裕) … 畑山財閥の御曹司 道楽息子
森村十三 (永澤俊矢) … 警視庁 特殊班班長
平林部長 (斉藤洋介) … 城崎愛梨の上司
畑山純一郎 (竜雷太) … 畑山哲弥の父
畑山富貴子 (姿晴香) … 畑山哲弥の母


<ストーリー紹介>
ONTV JAPAN の紹介文より。

銀行員の城崎愛梨(葉月里緒奈)が誘拐された。犯人は、愛梨が勤める銀行に身代金5億円を要求。自らを”須佐之男(スサノオ)”と名乗り、警察への通報を容認したり、インターネットで次の行動をほのめかしたりする。さらに、身代金をヘリコプターから上空にばらまくよう指示。現場に到着した右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、騒然となる群衆の中に、目隠しされた愛梨を発見する。後手に回った捜査本部に収穫はなく、愛梨の事情聴取からも、犯人の手掛かりは得られない。だが右京は、愛梨の手首に拘束された跡がないことや、事件直前に愛梨がわざわざ予備の眼鏡に掛け換えたという不審な行動から、事件は愛梨の狂言という見方が強まる。ところがその夜、第2の誘拐事件が発生する。畑山財閥の御曹司・哲弥(甲本雅裕)が連れ去られ、身代金5億円が要求される。警察が宅配業者の集荷した身代金の配送先に向かうと、そこには変わり果てた哲弥の姿があった。


<感想>
・前半は大いに満足。昼休みに失踪する女子行員、誘拐犯からの電話、捜査本部の設置、特殊班の出動、総動員される警察官たち、でも参加させてもらえない右京と亀山。これらを音楽で誤魔化すことなく、テンポよく見せていた。
ところが第二の誘拐あたりから雲行きがおかしくなってくる。物語は突如として失速。「どうやって殺したか」「なぜ殺したか」の追求へとシフトしていった。前半のあの大騒ぎはなんだったんだ、と言いたくなった。

・ただ、前半からの流れをなかったことにすれば、城崎愛梨の人間性(及び彼女と畑山哲弥との関係)を描いた後半も、充分魅せる内容だった。

・それぞれは面白い二つの物語を、強引に一つにしたため、面白さが半減してしまった。
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by beertoma | 2006-01-07 06:44 | テレビドラマ