カテゴリ:映画( 198 )

「ザ・ビーチ」

ザ・ビーチ
/ 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
ISBN : B0007WZTUC

ザ・ビーチ (1999)
THE BEACH
監督:ダニー・ボイル
原作:アレックス・ガーランド
脚本:ジョン・ホッジ
出演:レオナルド・ディカプリオ、ティルダ・スウィントン、ヴィルジニー・ルドワイヤン、ロバート・カーライル、ヴィクトリア・スマーフィット

<ストーリー紹介>
タイのバンコクにやって来たバックパッカーのリチャード。彼はそこで一つの噂を耳にする。
「タイの南にザ・ビーチとよばれている島があり、そこは砂浜がとても美しい。その美しさは、訪れた者すべてが二度と帰りたくないと思うほどである。」
そして、ひょんなことからその島の地図を手に入れる。
リチャードはフロンティア・スピリットにあふれるアメリカ人。その島を訪れることを決意する。

<感想>
話があっちこっち転がって退屈しないが、少しエピソードを詰め込みすぎではないか。

(ネタバレになってしまいますが)
特に、リチャードの頭がヘンになってしまう下りはやりすぎ。あそこまで強調してしまうと、印象として「イヤな感じ」が残ってしまい、ラストが生きないように思った。(演じたのがディカプリオだけに、よりいっそう)

ダニー・ボイル向きの題材ではなかったということか。
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by beertoma | 2005-08-07 05:27 | 映画

「リクルート」

リクルート
/ ポニーキャニオン
ISBN : B0009H9ZUA

リクルート (2003)
THE RECRUIT
監督:ロジャー・ドナルドソン
脚本:ロジャー・タウン、カート・ウィマー、ミッチ・グレイザー
出演:アル・パチーノ、コリン・ファレル、ブリジット・モイナハン、ガブリエル・マクト、ユージン・リピンスキ、ケン・ミッチェル

<ストーリー紹介>
CIAにスカウトされた大学生ジェイムズ・クレイトンの新人研修物語。

ジェイムズ・クレイトンは成績優秀でスポーツ万能な大学生。コンピューターにも精通しており、言葉本来の意味での”ハッカー”である。その腕を買われてコンピュータ企業に就職が決まりそうになっていたが、ある日のこと、CIAのスカウトマンに声をかけられる。最初のうちは取り合わなかったのだが、父親のことを持ち出されて彼の態度は一変する。
実は、ジェイムズの父親は南米で謎の事故死を遂げていた。独自にその事故のことを調べていくうち、自分の父親がCIAの工作員だったと確信していたからである。
彼はカンパニー(CIA)への就職を決意する。そしていよいよ新人研修の日がやって来る。


<感想>
どういう結末になるのか読めず、最後まで楽しむことができた。

ただ、先の読めない展開にすることに気を使いすぎ、という気がしなくもない。
主人公がこうも状況に振り回されては先が読めないのも当たり前か。


アル・パチーノは例によって素晴らしい演技を披露していたが、この人物は彼でないほうがよかったのではないか、という気もする。
(つまり、彼ほどの大スターだと作品をある雰囲気に染めてしまうわけで、それがこの脚本とはあまりマッチしていなかったのではないか、と思った次第です)
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by beertoma | 2005-08-05 05:52 | 映画

「翼よ!あれが巴里の灯だ」

翼よ!あれが巴里の灯だ (1957)
The Spirit of St. Louis
監督:ビリー・ワイルダー
原作:チャールズ・A・リンドバーグ
脚本:ビリー・ワイルダー、ウェンデル・メイズ
音楽:フランツ・ワックスマン
出演:ジェームズ・スチュワート、マーレイ・ハミルトン、バートレット・ロビンソン、マーク・コネリー、パトリシア・スミス

<ストーリー紹介>
1927年5月20日から5月21日にかけて、人類史上初の大西洋単独無着陸飛行を成し遂げたチャールズ・A・リンドバーグの物語。

<感想>
出発前夜からパリ到着までが描かれている。ところどころに回想が挿入される。

ビリー・ワイルダーらしさはあまり見られない作品。横断飛行のシーンが単調になることを防ぐためにいろいろと工夫がしてあり、そこがワイルダーらしさと言えるかもしれない。

ビリー・ワイルダーはインタビューでこの作品をこう振り返っている。
「映画は彼の自伝を忠実になぞるという了解があった。あの本には一点の汚れもない。」「リンドバーグの性格にあと一歩の踏みこみが足りなかったな。」
(『ワイルダーならどうする?』キャメロン・クロウ 著 宮本高晴 訳 キネマ旬報社 P.110)


特に心を動かされるようなシーンもないし、アメリカ史のお勉強として楽しむ一本か。
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by beertoma | 2005-08-03 05:19 | 映画

「アルバレス・ケリー」

アルバレス・ケリー (1966)
ALVAREZ KELLY
監督:エドワード・ドミトリク
脚本:フランクリン・コーエン、エリオット・アーノルド
出演:ウィリアム・ホールデン、リチャード・ウィドマーク、ジャニス・ルール、パトリック・オニール、ヴィクトリア・ショウ、ハリー・ケリー・Jr

<ストーリー紹介>
南北戦争の時代。カウボーイのケリー(ウィリアム・ホールデン)は北軍の仕事を請け負う。その仕事とは、2500頭の牛をメキシコからバージニアまで移動させるというもの。牛追いの名人ケリーだからこそできる業である。もちろん彼は無事にその仕事を完了する。
ところが、報酬を手にして帰ろうとした時に、南軍の兵士に捕らえられてしまう。食料が不足している南軍は、運んできた牛を横取りしようというのである。南軍の大佐ロシター(リチャード・ウィドマーク)に脅迫されたケリーは、その命令に従うと返事する。

<感想>
このケリーが、ロシター大佐の婚約者と仲良くなったりと、話がところどころ脇道へそれて、一筋縄ではいかないストーリーが楽しい映画だった。

リチャード・ウィドマークが老けていたことにショックを受ける。(50年代のフィルム・ノワール諸作品での姿しか知らなかったので)

牛の大群は迫力あり。
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by beertoma | 2005-08-02 04:52 | 映画

「ウェルカム・トゥ・コリンウッド」

ウェルカム・トゥ・コリンウッド
/ ハピネット・ピクチャーズ

ウェルカム・トゥ・コリンウッド (2002)
Welcome to Collinwood
監督・脚本:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
製作:ジョージ・クルーニー、スティーヴン・ソダーバーグ
出演:サム・ロックウェル、ウィリアム・H・メイシー、イザイア・ワシントン、マイケル・ジェター、ジェニファー・エスポジート、ジョージ・クルーニー、ルイス・ガスマン、パトリシア・クラークソン、ガブリエル・ユニオン

<ストーリー紹介>
小悪党たちが集まって大金を盗み出そうとする物語

<感想>
サム・ロックウェルとジョージ・クルーニーを除けば、いずれも脇役として存在感のある俳優ばかり。フォワードとキーパー以外はすべてボランチのサッカーといった感じ。(ちょっと強引な例えですが)

ウィリアム・H・メイシー ・・・ 「ファーゴ」でのその場しのぎの小悪党。「ジュラシック・パーク III」での大富豪の役も忘れられない。
イザイア・ワシントン ・・・ 「トゥルー・クライム」の死刑囚。
マイケル・ジェター ・・・ 「ギフト」でのジェラルド・ウィームス役。(どんな人物だったかまったく憶えていません)
ジェニファー・エスポジート ・・・ 「サウンド・オブ・サイレンス」の超美人刑事。
ルイス・ガスマン ・・・ 「トラフィック」のメキシコの刑事。ベニチオ・デル・トロの相棒だった。
パトリシア・クラークソン ・・・ 「エデンより彼方に」で主人公(ジュリアン・ムーア)の親友エレノア。
ガブリエル・ユニオン ・・・ 「バッドボーイズ2バッド」でマーティン・ローレンスの妹でありウィル・スミスの恋人であったシド。

・力の抜けた、素朴な味わいのあるクライム・コメディ。
ただ、素朴さを狙いすぎているような気がしなくもない。力の抜けた作品に見せかけることに力を入れたというか。

・セリフによる笑いがもっとあってもよかったのではないか。
(字幕に頼りきって鑑賞していますので、セリフが笑えるものではなかったという感想は不当な中傷かもしれません)
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by beertoma | 2005-08-01 04:47 | 映画

「ディスクロージャー」

ディスクロージャー
/ ワーナー・ホーム・ビデオ
ISBN : B0009H9XI4

ディスクロージャー (1994)
DISCLOSURE
監督:バリー・レヴィンソン
原作:マイケル・クライトン
脚本:ポール・アタナシオ
出演:マイケル・ダグラス、デミ・ムーア、ドナルド・サザーランド、ディラン・ベイカー、キャロライン・グッドオール、ロマ・マフィア、デニス・ミラー

<ストーリー紹介>
男勝りのデミ・ムーアが、かつての恋人マイケル・ダグラスをハメようとする物語。

<感想>
もっとスピーディな展開を期待していたので、やや退屈した。
主人公の内面や妻との関係の描き方が中途半端だったような気がする。(もっとカットするか、開き直ってもっと描きまくるか)

携帯電話がトランシーバーのような大きさだったり、パソコンの画面がWindows3.1のようだったりするのはご愛嬌。

公開当時に見ていれば楽しめたのかもしれませんが、今となってはちょっと・・・、という作品でした。
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by beertoma | 2005-07-30 05:42 | 映画

「ミスティック・リバー」

ミスティック・リバー
/ ワーナー・ホーム・ビデオ

ミスティック・リバー (2003)
MYSTIC RIVER
監督:クリント・イーストウッド
原作:デニス・ルヘイン
脚本:ブライアン・ヘルゲランド
出演:ショーン・ペン、ティム・ロビンス、ケヴィン・ベーコン、ローレンス・フィッシュバーン、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ローラ・リニー、イーライ・ウォラック

<ストーリー紹介>
allcinema ONLINE 映画データベース 内の 映画 「 ミスティック・リバー 」の詳細情報 より引用

「かつての幼馴染みが、ある殺人事件をきっかけに25年ぶりに再会、事件の真相究明とともに、深い哀しみを秘めた3人それぞれの人生が少しずつ明らかになっていくさまが、静謐にして陰影に富んだ筆致で語られていく。」


<感想>
さすがイーストウッド監督作品という出来。ストーリーにカタルシスはないが、そんなことはまったく気にならないほど楽しめた。

・俳優たちの演技合戦もみどころのひとつ。どうせなら、ショーン・ペンの演じた役を、ティム・ロビンス、ケヴィン・ベーコンが演じるバージョンも作って欲しかった。見比べることでいろんな発見があるに違いない。

・マーシャ・ゲイ・ハーデンの演技は上手かったが、彼女の瞳には知性が宿っていると思う。彼女の演じた妻を頭のいい人だと勘違いしたので、夫のティム・ロビンスが(誰にも打ち明けたことのない)2人の男に監禁されたときの話をしたときに、彼女が夫の行動のすべてを理解したと思い込んでしまった。
この妻があまり賢くない人物であることを、セリフでわからせて欲しかった。

・ケヴィン・ベーコンの刑事は声の魅力もあってとってもクール。この映画と設定が少し似ている「スリーパーズ」での悪役とは大違い。

・ローレンス・フィッシュバーンは松平健のような迫力。ハリウッド版の暴れん坊将軍を作るなら主役はこの人だと思った。

・ケイティの恋人ブレンダンを演じていたトム・グイリー、どこかで見たことある人だとネットで検索してみたものの、過去の出演作を観た記憶がない。頭を振り絞って、よおーく考えてみたら、やっとわかった。
この人、アテネ・オリンピックにアメリカ代表の体操選手として出場していたハム兄弟に似ている。(双子のポールとモーガン)
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by beertoma | 2005-07-29 05:31 | 映画

「ハイ・クライムズ」

ハイ・クライムズ <特別編>
/ 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
ISBN : B00009QI0Z

ハイ・クライムズ (2002)
HIGH CRIMES
監督:カール・フランクリン
原作:ジョセフ・ファインダー
脚本:ユーリー・ゼルツァー、グレイス・ケイリー・ビックレイ
出演:アシュレイ・ジャッド、モーガン・フリーマン、ジェームズ・カヴィーゼル、アマンダ・ピート、アダム・スコット、マイケル・ガストン

<ストーリー紹介>
弁護士のクレア・キュービックは夫と2人で幸せな生活を送っていた。ところがある日のこと、彼女の目の前で夫が逮捕されてしまう。どうして!? トムは大人しい人よ。逮捕されるようなことなんてしちゃいないわよ!
が、警察で話を聞いた彼女はアゴが抜け落ちそうなくらい驚いた。トムは海兵隊の特殊部隊に在籍していたことがあり、エル・サルバドルに派遣されたとき、無抵抗な村人を何人も射殺したというのだ。
絶対に納得いかないクレアは、軍事法廷で夫の弁護に立つことを決意する。

<感想>
2回目。1回目は楽めたが、ストーリーを忘れ去らないうちに再見してしまったため、何度も見る作品ではないと実感させられる羽目になった。

普通の「裁判もの」にスパイスを効かせてデザートを付けたような作品。
観客の予想を裏切ろうと試みていて、素直に見れば楽しめると思う。ただ、トリッキーさを追求した作品ではないので、その部分を期待しすぎるとガッカリするかもしれない。

あくまでも、アシュレイ・ジャッドやモーガン・フリーマンの魅力を楽しむことがメインの作品。
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by beertoma | 2005-07-28 04:54 | 映画

「ゴシカ」

ゴシカ
/ ワーナー・ホーム・ビデオ
ISBN : B00017YVC0

ゴシカ (2003)
GOTHIKA
監督:マチュー・カソヴィッツ
脚本:セバスチャン・グティエレス
出演:ハリー・ベリー、ロバート・ダウニー・Jr、ペネロペ・クルス、ジョン・キャロル・リンチ、チャールズ・S・ダットン、バーナード・ヒル

<ストーリー紹介>
女性犯罪心理学者が、「うらめしや~」と出てくる幽霊に取りつかれる。
彼女は「私は幽霊の存在なんて信じない」と頑張るのだが・・・。

<感想>
ふつうのサスペンス・アクション映画にホラー的要素を混ぜたようなストーリー。
途中で話の展開が読めてしまい、後半やや退屈する。ストーリーをもう少し複雑にすれば、ホラーの味付けがもっと生きたのではという気がした。

カメラの動かし方に凝りすぎているように感じた。(内容に満足していれば気にならなかったのでしょうが)

ペネロペ・クルスがジョージ・アリアス(オリックス → 阪神)に似ていることを発見。
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by beertoma | 2005-07-26 05:54 | 映画

「タイムリミット」

a0034898_522577.jpgタイムリミット
/ アミューズソフトエンタテインメント
ISBN : B0001X9BLA

タイムリミット (2003)
OUT OF TIME
監督:カール・フランクリン
脚本:デイヴ・コラード
出演:デンゼル・ワシントン、エヴァ・メンデス、サナ・レイサン、ディーン・ケイン、ジョン・ビリングスレイ、テリー・ローリン


<登場人物紹介>
マット・ホイットロック(デンゼル・ワシントン): マイアミ郊外にある小さな町の警察署長。妻のアレックスとは別居中であるが、本当はヨリを戻したいと思っている。
アレックス・ホイットロック(エヴァ・メンデス): マットの妻。マイアミ署殺人課の刑事。
アン・マリー・ハリソン(サナ・レイサン): マットの高校時代のガールフレンド。癌のため余命は半年と宣告されて絶望している。
クリス・ハリソン(ディーン・ケイン): アン・マリーの夫。粗暴な男。妻にもたびたび暴力をふるう。

<ストーリー紹介>
マットはアン・マリーから相談を受ける。暴力的な夫から逃げて一人で最期の時を迎えたいというのである。彼女の希望をかなえてやるため、マットは署に保管してあった押収金を貸すことにした。
ところがその次の日、アン・マリーの家が全焼して焼け跡から2人の遺体が見つかる。
放火殺人事件として捜査が開始されるが、見つかった証拠はすべてマットが犯人であることを示していた。

<感想>
警察署長が自分に不利な証拠をもみ消しながら真犯人を追いかけるという、ちょっと変わった設定のサスペンス。
なかなか上手く作ってあったので(脚本と俳優に魅力があったので)最後まで楽しめた。

自分の名前が捜査線上に浮かび上がらないようにするために、主人公は悪戦苦闘する。この部分がシリアスに演出されていたのが残念だった。三谷幸喜の作品のようにコミカルにしてもよかったのではないか。(目撃者の老婆は面白かったけど)
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by beertoma | 2005-07-21 05:25 | 映画