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「スターゲイト」

スターゲイト デラックス版
/ ジェネオン エンタテインメント

スターゲイト (1994)
STARGATE
監督:ローランド・エメリッヒ
脚本:ローランド・エメリッヒ、ディーン・デヴリン
出演:カート・ラッセル、ジェームズ・スペイダー、ジェイ・デヴィッドソン、ヴィヴェカ・リンドフォース、ミリー・アヴィタル


<ストーリー紹介>
なんや、遺跡から発掘された輪ぁみたいなもんをこちょこちょいじくってたら、どっかの星につながってることがわかって、ほんなら行ってみまひょかぁ言うて、行ってみた話。

<感想>
良くも悪くも、子供向けのSF冒険大活劇。大人が見るにしては、ストーリー展開やリアリティに大雑把なところが見受けられた。
例えば、アニメだったら他所の星へ行くときにくつろいだ軍服で出かけてもらっても大いに結構だが、非アニメの映画でそれをやられると非常に気になってしまう。(事前に調査していて、向こうにも空気があることがわかっていたとしても)

「クライング・ゲーム」のジェイ・デヴィッドソンが悪の親玉を好演していた。見事なはまり役。
白眼の部分が光って無気味だった。「断崖」でケイリー・グラントが運んでくるミルクが光っていたように、中に豆電球を入れていたに違いない。
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by beertoma | 2005-03-31 23:53 | 映画

「ゴスフォード・パーク」

ゴスフォード・パーク
/ ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

ゴスフォード・パーク (2001)
GOSFORD PARK
監督:ロバート・アルトマン
原案:ロバート・アルトマン、ボブ・バラバン
脚本:ジュリアン・フェロウズ
出演:マギー・スミス、クリスティン・スコット・トーマス、ケリー・マクドナルド、ジェレミー・ノーサム、リチャード・E・グラント、クライヴ・オーウェン、ライアン・フィリップ、ヘレン・ミレン、アラン・ベイツ、デレク・ジャコビ

<ストーリー紹介>
1932年のある日、ロンドン郊外にある大邸宅でパーティーが行われた。
出席者は、サー某、レディ某、某中佐、某伯爵、と貴族たちばかり。それぞれが上流階級的思惑をもって参加している。

やがて、この屋敷の主人、マッコードル卿が死体となって発見される。
犯人は? 目的は?

<感想>
ロバート・アルトマンお得意の群像劇。
これまでの彼の諸作品との違いは、舞台が現代のアメリカではなく1932年のイギリスということ、犯人探しのミステリーになっているということ、の2点。

ただ、あくまでも群像劇の面白さをメインに作られていて、ミステリーはそのスパイスに過ぎない。
「お茶は4時、ディナーは8時、真夜中には殺人を…」というコピーに釣られて(アガサ・クリスティーのような)推理劇を期待してしまうと、落胆するかもしれない。

この作品の魅力は、貴族たちの交流だけでなく、(パーティーに連れてこられた)使用人たちの交流も描かれているところ。”階上”と”階下”の二つの世界の対比で作品が分厚くなっている。


真犯人が自分について語ったセリフが、あまりにもハマりすぎていたように感じた。鮮やかで素晴らしいんだけれども、ちょっとクサイというか。何故か「警部補 古畑任三郎」の堺正章(中村右近)を思い出してしまった。(動機がやトリックが似ているというわけではありません)
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by beertoma | 2005-03-29 04:35 | 映画

花粉症撲滅への道

私は十数年来、花粉症被害者の会のメンバーです。
これといった花粉症対策はないのですが、つねづね考えていることをこの機会に述べさせていただきます。

それは、呼び名を代えていただきたい、ということです。
狂牛病はBSEと名前が代わりました。国電がE電に、林家こぶ平が林家正蔵に変化してしまうこのご時世です。花粉症がなぜ花粉症のままなのか理解に苦しみます。
この国では災難が降りかかると、長いものに巻かれながら臭いものにフタをするのが常識です。花粉症対策には「花粉症」という言葉を使わないことが一番ではないでしょうか。

では、どういった言葉に置き換えるのか。
一漢字一単語法で英訳すれば、「花粉症」は「フラワー・パウダー・シンドローム」となります。
頭文字を採って「FPS」としてはいかがでしょうか。あるいは、ちょっと小粋に「フラッパー」と呼ぶのもいいかもしれません。関西在住で遊園地が好きな人なら「ふらぱー」でしょうか。

病は気からと申します。FPSの真の原因は杉のFPではなく「花粉症」という単語にあると私は睨んでいます。


あなたの花粉症対策は?
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by beertoma | 2005-03-25 04:44 | その他

「シックス・センス」

シックス・センス
/ ポニーキャニオン
ISBN : B00005FPRY

シックス・センス (1999)
The Sixth Sense
監督・脚本:M・ナイト・シャマラン
出演:ブルース・ウィリス、トニ・コレット、ハーレイ・ジョエル・オスメント、オリヴィア・ウィリアムズ

<ストーリー紹介>
けったいな精神科医がけったいな少年と交流する物語。あっと驚くラスト付き。

<感想>
2度目。あっと驚き度数がかなり高い作品なので、すっかり忘れてしまう度数はかなり低い。2度目はかなり面白くなくなるだろうと予想してしたが、そうでもなかった。

トニ・コレットの演技力はお見事。彼女の能力を生かす映画をもっと作って欲しい。アメリカに進出してからあまりいい役に恵まれていないような気がする。

ブルース・ウィリスを軸に据えると、悲しい物語も悲しくなくなってしまう。そういう意味ではミスキャスト。
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by beertoma | 2005-03-24 04:50 | 映画

「ダイ・ハード3」

ダイ・ハード3
/ 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

ダイ・ハード3 (1995)
DIE HARD: WITH A VENGEANCE
監督:ジョン・マクティアナン
脚本:ジョナサン・ヘンズリー
出演:ブルース・ウィリス、サミュエル・L・ジャクソン、ジェレミー・アイアンズ、コリーン・キャンプ、グレアム・グリーン

<ストーリー紹介>
マンホールから激しく噴き上げる水柱。水と一緒に人が飛び出してきた。ジョン・マクレーンだ。
そこに偶然通りかかった人がいる。ズィーウスだ。
「よう、ジュース」
「ジュースじゃねえよ、ズィーウスだ」
そんな無事の再会を果たした二人が、一丸となって悪者をやっつけるお話。

<感想>
ウィリスとサミュエル・Lのコンビで、価格が999円(税込)だというのでつい買ってしまいました。
10年近くの時の流れが内容をほとんど忘れさせてくれたものですから、フレッシュな気持ちで楽しむことが出来ました。「ダイ・ハード」シリーズはどれも好きですが、強いて一本選ぶとするなら、サミュエル・Lが出ている「3」となります。この作品の中で彼に与えられたセリフは、単純なものが多く、あの独特の節回しを生かすようになっていないのが大いに残念なのですが、それでも魅力はビンビンのビンと伝わってきます。

冒頭のシーンも強烈です。ここで流れているのは、John Sebastian という人の "Summer in the City" という曲らしいのですが、何故か映像とピッタリ合っています。

ニューヨークを舞台にしたテロの話だというので、以前ほど素直に楽しめないような気もしますが、しょせん絵空事だ、この人ら、これでお金儲けしたはるんや、と割り切れば、エンジョイできるのではないでしょうか。
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by beertoma | 2005-03-23 03:44 | 映画

「トラフィック」

トラフィック
/ 東宝

トラフィック (2000)
TRAFFIC
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
原作:サイモン・ムーア
脚本:スティーヴン・ギャガン
出演:マイケル・ダグラス、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、ドン・チードル、ベニチオ・デル・トロ、デニス・クエイド、エリカ・クリステンセン、サルマ・ハエック、ミゲル・ファーラー、アルバート・フィニー

<ストーリー紹介>
メキシコの警官ハビエル・ロドリゲス。ほとんどの警官が暗黒社会と持ちつ持たれつの関係にある中で、彼は麻薬に関係する者たちを容赦なく摘発していく。ハビエルの活躍により麻薬カルテルに大打撃を与えることができたと思われたが・・・。

オハイオの判事ロバート・ウェイクフィールド。その能力と人格が見込まれて、アメリカ合衆国の麻薬取締最高責任者に任命される。 おーし、やったるで! と鼻息も荒く仕事に取り組んでいたのだが、娘のキャロラインが麻薬中毒にかかっていることを知る。灯台下暗し。

サンディエゴの金持ち奥様へレナ・アヤラ。 え? 今日の予定? そうね、上流階級のマダムたちとの昼食会でしょ、あとは、子供を幼稚園に送り迎えすることくらいかしら。これでもけっこう忙しいのよ。
ところがある日のこと、自宅に警官たちがどっと押し寄せ、夫が逮捕されてしまう。 ちょちょちょ、ちょっと! 待ちなさいよあんたたち。いったいどういうつもり? カルロスは地元の名士よ、わかってるの?
やがて彼女は、夫にはもう一つの顔、麻薬組織のボスという顔、があることを知る。

<感想>
メキシコからアメリカに日々大量に流れ込む麻薬。それに関係する人々を描いた群像劇。

これまた中古でDVDを購入したのを機に再見した一本。何度見ても面白い。(といっても3回目ですが)

DVDのきれいな画面だと見ているのがブラウン管であることを意識しなくてすむ。安心して映画の中に入っていける。
ビデオだと色がにじんで「映画」と「私」の間に障壁があることを否が応でも意識させられてしまう。ブラウン管が壁となって向こうの世界に入ることができない。それに、万が一通り抜けることができたとしても、そのときは二度と戻って来れない。ような気がする。
「あー、やっぱりDVDはええなー」と思いながら観ておりました。
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by beertoma | 2005-03-22 03:20 | 映画

「サウンド・オブ・サイレンス」

サウンド・オブ・サイレンス <特別編>
/ 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

サウンド・オブ・サイレンス (2001)
Don't Say a Word
監督:ゲイリー・フレダー
原作:アンドリュー・クラヴァン
脚本:アンソニー・ペッカム、パトリック・スミス・ケリー
出演:マイケル・ダグラス、ファムケ・ヤンセン、ジェニファー・エスポジート、ブリタニー・マーフィ、ショーン・ビーン、オリヴァー・プラット

<ストーリー紹介>
ネイサン・コンラッドは自宅への帰り道を急いでいた。今夜は感謝祭イブである。家では妻と娘と七面鳥が彼の帰りを待ちわびているはずだ。
車を運転しながら、家で待つ二人と一羽の顔を思い浮かべていたちょうどその時、ポケベルが鳴った。相手は元同僚のルイス。メッセージに「緊急、直ちに来られたし」と出ている。
おいおい、いいかげんにしてくれよ。感謝祭の前夜だぜ。
しかし、ネイサンは精神科医である。患者は待ってくれない。
しばしの葛藤があったものの、車をルイスの勤務する病院へと向けた。

おいルイス、こんな時間に何の用だ。本当に緊の急なんだろうな。
そう怒るなよネイサン。本当に緊の急なんだよ。分裂症の少女が大変なことになってるんだ。ちょっと見てやってくれよ。

そんな人のいいネイサンが患者のエリザベスに関わってしまったために、娘を誘拐されて踏んだり蹴ったりのめに遭うお話。


<感想>
2度目。よく出来たサスペンス映画だと記憶していたので、中古CDショップで発見したとき即購入を決意。
かなりの部分を忘れていたので、またまた大いに楽しめた。
脚本がいいのはもちろんだが、配役が絶妙であることも大きな要因。

あちらこちらにヒッチコック作品からの引用が散りばめられていて、ヒッチコック・ファンはニヤリと(あるいはムカッと)させられる。
女優を美人で固めたのもヒッチコック流かも。

このDVDにはメイキング(という名の番宣)の他、スタッフやキャストのインタビューも豊富に収録されている。とくに監督やプロデューサーの話が印象的。彼らのこの作品にかける真摯な想いが、こちらにも伝染してくる。
ただ、重要な役どころである女刑事を演じたジェニファー・エスポジートのインタビューがなかったのが大いに残念。画竜点睛のやや欠き。
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by beertoma | 2005-03-21 04:32 | 映画

「影なき男」

影なき男 (1987)
Deadly Pursuit
監督:ロジャー・スポティスウッド
原案:ハーブ・ジンメル
脚本:ハーブ・ジンメル、マイケル・バートン、ダニエル・ペトリ・Jr
出演:シドニー・ポワチエ、トム・ベレンジャー、カースティ・アレイ

<ストーリー紹介>
FBI捜査官が凶悪殺人犯を執念深く追いかける話。

<感想>
古いビデオを整理していたら「影なき男」と書かれたテープを発見した。面白そうなタイトルなのに見た記憶が全くないので、消去してもいいか確認のために見る。

エミリオ・エステベスの「ジャッジメント・ナイト」やトミー・リー・ジョーンズ&ベニチオ・デル・トロの「ハンテッド」のように、感情やドラマを最小限に抑えて、スリルやサスペンスだけに特化した「追いかけっこ映画」。
犯人が登山客にまぎれて山登りをするところがミソ。

半分くらい経ってようやく、見たことがあるのを思い出した。

20年近く前の作品だということ考慮すれば、それなりに面白い作品ではないでしょうか。
(しかし、20年近く前の作品だということ考慮しなければ、たいしたことないと思います。テープは上書きさせていただきます。)
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by beertoma | 2005-03-19 06:06 | 映画

「アイ・スパイ」

アイ・スパイ
/ ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
ISBN : B0000AM8G3

アイ・スパイ (2002)
I SPY
監督:ベティ・トーマス
原案:コーマック・ウィバーリー、マリアンヌ・ウィバーリー
脚本:デヴィッド・ロン、ジェイ・シェリック、コーマック・ウィバーリー、マリアンヌ・ウィバーリー
出演:エディ・マーフィ、オーウェン・ウィルソン、ファムケ・ヤンセン、マルコム・マクダウェル、ゲイリー・コール

<ストーリー紹介>
国家保安局のエージェントと世界チャンピオンのボクサーが、盗まれた戦闘機を取り戻そうとするお話。


<感想>
最近のエディ・マーフィー主演映画はイマイチ感の漂うものが多いため、期待値が果てしなく低くなっている。であるが故に、面白く観ることが出来た。

エディ・マーフィー版の「ミッション・インポッシブル」。
無理矢理トークを引っぱって笑わせようとはしていない。つまり、強引に「エディ・マーフィー映画」に仕立て上げようとはせずに、「アクション映画」の枠内にとどまろうとしたところがよかったのではないか。
これはれっきとしたアクション映画なんです。たまたま主演がエディ・マーフィーなんです、信じてください。作り手のそういった声が聞こえてきそうである。

どう見てもオーウェンというよりはシニョーリに似ているオーウェン・ウィルソンもいい味を出していた。

脚本も軽くヒネってあったし、小道具をうまく使ったり「マイ・シェリー・アムール」を歌ったりと笑えるシーンもあって、かなり満足いたしました。
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by beertoma | 2005-03-18 06:03 | 映画

「快楽の園」「下り坂」

快楽の園 (1925)
THE PLEASURE GARDEN
監督:アルフレッド・ヒッチコック
原作:オリヴァー・サンディス
脚本:エリオット・スタナード
撮影:バロン・ヴェンティミリア
出演:ヴァージニア・ヴァリ、カルメリータ・ジェラティ、マイルズ・マンダー、ジョン・スチュアート

<ストーリー紹介>
「木綿のハンカチーフ」の歌詞の男女を、入れ替えたカップルと入れ替えないカップル、二組の物語。

<感想>
ヒッチコックの初監督作品。プリントの状態はあまりよくない。
最近観た他のサイレント映画(「暗黒街」「巴里の女性」)に比べると、さすがヒッチコックというカットがいくつか見受けられた。(クローズアップの使い方など)

トーキー以降のヒッチコック作品を見た流れでこの映画に接すると不満は大きくなるのかもしれませんが、他監督のサイレント映画を何本か見てから接すると、けっこう唸ってしまうと思います。


下り坂 (1927)
DOWNHILL
監督:アルフレッド・ヒッチコック
原作戯曲:コンスタンス・コリアー、アイヴァー・ノヴェロ
脚本:エリオット・スタナード
撮影:クロード・L・マクドネル
出演:アイヴァー・ノヴェロ、ベン・ウェブスター、アネット・ベンソン、リリアン・ブレイスウェイト

<ストーリー紹介>
「木綿のハンカチーフ」の歌詞とはまったく関係のないお話。

<感想>
友人との約束を守ろうとして人生の下り坂を転げ落ちていく男の物語。

「快楽の園」に比べて一つ一つのシーンが丁寧に撮られていたように思う。(とくに会話)

スクリーン・プロセスの映像に杜撰なところがあり、笑ってしまった。
巴里のダンスホールのシーンで、大勢の人がフロアで踊っている横を主人公が歩いていくカットがあったが、主人公に比べてダンスしている人が明らかに巨大であった。
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by beertoma | 2005-03-16 06:02 | 映画