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『たそがれ葬儀屋探偵の災難』

DRAMA COMPLEX
『たそがれ葬儀屋探偵の災難』
父と娘の儚い夢は懐かしのスクリーンの想い出 泥棒稼業はやめられない? 下町父さんが見た出所男の苦難の人生

12/20(火) 21:00 -- 22:54  読売テレビ

<スタッフ>
監督: 梶間俊一
脚本: 水谷龍二
音楽: 川村栄二
プロデューサー: 金田和樹(日本テレビ)、高橋秀明(日本テレビ)、木川康利(ジャパンヴィステック)、粕川今日子(ジャパンヴィステック)
制作・著作: ジャパンヴィステック

<キャスト>
瀬田龍三 (伊東四朗) … 保護司 福島善行(渡辺いっけい)を担当した ふだんは娘夫婦の葬儀屋を手伝っている
河合峰子 (榊原郁恵) … その娘 夫と小さな葬儀屋を営む 福島里子(熊谷真実)、黒川美由紀(渡辺典子)とは小学校時代同じクラスだった
河合守 (中本賢) … その夫 嫁の尻にしかれている
滝沢卓次 (石倉三郎) … 瀬田の友人
福島善行 (渡辺いっけい) … 窃盗事件で刑務所に入っていたが、このたび出所 なんで窃盗したかというと、そこにはふか~い理由があった
福島里子 (熊谷真実) … 善行の妻 一人息子を連れて実家に戻り、父の写真館を手伝っている
香田辰男 (小林勝彦) … その父 写真館経営 頑固者 黒川商事に借金あり
黒川英吾 (石田太郎) … 黒川商事の会長 映画好き
黒川美由紀 (渡辺典子) … 黒川の娘 冷たい性格 父を恨んでいる
黒川純一 (飯田基祐) … その夫 婿養子


<ストーリー紹介>
ONTV JAPAN の紹介文より。

保護司が知り合いを巻き込んだ殺人事件に遭遇。窃盗犯の福島善行(渡辺いっけい)が仮出所した。善行の妻・里子(熊谷真実)から、善行が里子の父・辰男(小林勝彦)が被った借金のために盗みを働いたと聞いた保護司の龍三(伊東四朗)は、改心すると言う善行を信じて仕事の世話を。そんな中、辰男が金を借りている黒川商事会長・英吉(石田太郎)が殺される事件が。龍三や里子は、善行の犯行ではないかと危惧(きぐ)する。


<感想>
昭和の香り漂う、ほんわかしたサスペンスドラマ。
伊東四朗の演技を楽しむ一品か。


伊丹十三の『「お葬式」日記』の中に以下のような一節がある。

「ブレッソンにいわせると、俳優の演技を撮ると、映るのは役の人物ではなくて、演技している俳優のドキュメンタリーになってしまうというんですね」 (伊丹十三 『「お葬式」日記』 文藝春秋 P.303)

俳優の演技力を確かめたいときには、「いま見ているのは、ドラマではなく、俳優が演技しているところを撮ったドキュメンタリー番組である」と思って見れば、見極めやすい。ヘタな俳優だとちょっと力を入れて見るだけで、簡単に役柄から俳優本人が浮き上がってきてしまう。まさしく”化けの皮”がはがれる。
ところが上手い俳優になると、いくらそう念じても、はね返されてしまう。「地毛だ! 引っぱるな!」と怒られてしまう。

伊東四朗は、もちろん、演技の上手な俳優で、彼が演じる人物をいくら意地悪く見つめても、何もはがれてこない。

伊丹十三の『「マルサの女」日記』にも、以下のような一節がある。

「伊東氏の演技はきわめて水準高く、演出していてすこぶる気持ちが良い。自分の役をはっきり知っており、それを多彩なテクニックでうまく際立たせて楽しんでおり、しかもそれが技巧のための技巧におちいらず、また、かなり下品な人物を作りながら芝居が節度を失わず、卑しくならない。」 (伊丹十三 『「マルサの女」日記』 文藝春秋 P.112)


もっと伊東四朗主演作を。もっと名探偵赤富士鷹を。
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by beertoma | 2005-12-31 06:04 | テレビドラマ

M-1グランプリ2005決勝

今年は接戦になると思っていたのに、終わってみればブラックマヨネーズの圧勝劇。ノーマークだったので驚きでした。
去年のアンタッチャブルのような、”凄み”を見せつけての勝利だったと思います。大いに笑わせてもらいました。


<ブラックマヨネーズ>  ”モテない男たちの逆襲”
でも、ブラックマヨネーズって、こんなに面白かったっけ? というのが正直な感想。
テレビで漫才を何度か見たはずなのに、まったく印象に残っていなかったのは何故?

最初は距離をおいて見ていましたが、気がつくと引きこまれてました。
実力があるのはもちろんでしょうが、ネタが素晴らしかったと思います。彼らの実力を十二分に生かすネタでした。

「それやったら『ひっくり返してください』って書いとけや!」
「そこはふつうまずシャケやろ!」「ハチミツはシャケ食うたあとやろ!」「オレ、どんだけシャケ好きな先輩やねん!」

(「そこはふつうまずシャケやろ!」を言う直前、吉田がチラッと反対側を見てタイミングを取るところなど、すごかった)

決勝に初めて登場してそのまま優勝してしまうなんて史上初ではないでしょうか。(もちろん、第一回大会は除く) 準オープンの壁に阻まれ続けていたのが、そこを突破した途端、G1まで勝ってしまったバンブーメモリーのようでした。


<笑い飯>  ”予測不能のWボケ”
去年よりはずっと面白い漫才でしたが、ブラックマヨネーズと一票差になるくらい面白かったかと問われれば・・・。
彼らの漫才に「強引すぎる」「しつこすぎる」と感じてしまうのは、私との相性が悪いのでしょうか。
(マリリン・モンローのネタは、「あと一押しで爆笑」のとこまでいったんですけど)


<麒麟>  ”M-1チルドレン”
一本目のネタは予想どうりの面白さ。ただ、応援歌に暗い曲を歌うパターンを抜いたのが大いに不満。あの曲(仏壇屋のCM?)を知らなくても充分面白いのに。

二本目のネタは、テンションが高すぎて、面白さを感じるよりも先にやかましさが目立ってしまった。一本目と落差がありすぎたのが敗因か。

田村の「(賞金の一千万円が手に入れば)やわらかいパン、食い放題ですからね」のコメントに爆笑。


<品川庄司>  ”不屈のお調子者”
これまた、面白さよりもやかましさが目立ったように思えた。(たんに、私が、やかましい漫才を苦手としているだけなのかもしれませんが)
緊張を振りはらおうとするあまり、テンションを高くしすぎて空回りしていたという感じ。もっと落ち着いて演じればもっと笑えたような気がする。
M-1への想いが強すぎて会場の雰囲気に呑みこまれてしまった?


<チュートリアル>  ”暴走するイケメン漫才”
面白かった。ファーストラウンドの上位三組に入らなかったのが不思議。

ただ、緊張のためか、いつもよりテンポが速くなりすぎていたのと、徳井の「アホの子」度数が上がりすぎていたのが、残念。

「おなすがスゴイんかお前がスゴイんかどっちや」


<千鳥>
面白くいい漫才だったが、他の強豪たちの間に混じっては少し分が悪かった。短距離レースにステイヤーが出走して置いていかれたような感じ。
千鳥の漫才って短時間向きではないのかもしれない。15分くらいあった方が面白いような気がする。

ネタがわかりやすかった(=先が読みやすかった)のは、良かったのか悪かったのか。


<タイムマシーン3号>
自分たちのカラーを持っていた。愉快な漫才。言葉だけではなく動きもユニークなのがよかった。
ただ、「M-1で必要とされる種類の笑い」が不足していたように思う。
「競技用漫才」ではなく「観賞用漫才」という感じ。(バカにして言ってるのではありませんので。念の為)

採点時のミスは気の毒。


<アジアン>  ”肉と骨のハーモニー”
上手かったし笑いもあった。何より、緊張していなかった(ように見えた)のがスゴイ。(上がっても無難にこなせるネタを選んだ?)
ホームランを狙うより、とにかく出塁することを選んだ(そしてそれは見事成功した)、という印象。

「名前の八割に濁点ついている人、聞いたことありますか?」
「バァバゾノアズサよ。グァバポリフェノールみたいやね」

お浜・小浜のコピーをやってほしい。ぜったいに面白いはず。


<南海キャンディーズ>  ”相方以上、恋人未満”
アジアンとは異なり、昨年の大活躍によりホームランしか許されない立場だったのが、この南海キャンディーズ。「かーっせ、かっとばーせ、南海、打たなーきゃマブタを祭り縫い」の声援が届いたのか届かなかったのか、肩に力が入りすぎてしまい凡退。

面白かったのだが、笑いがその場限りの単発に終わっていて、漫才全体を通しての勢いがなかった。
最後までペースをつかめないまま終わってしまったのが残念。

「宝塚虫組って感じ?」
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by beertoma | 2005-12-27 04:40 | お笑い

有馬記念反省

ディープインパクトの敗戦は予想できたのですが、まさかハーツクライが来るとは思いませなんだ。

まさか先行策をとるとは・・・。
一周目の直線に入ったときハーツが三番手で進んでいるのを見て、「うわっ、ハーツや。ハーツが来る!」と”心の叫び”をしてしまったのは私だけではないはず。いったんは四、五番手の位置に下がったものの、直線に入って再び加速、ディープとの差を保ったままゴール板を駆け抜けました。
これまでの後方待機一辺倒の競馬は何だったんでしょうね。初めからこういう競馬をしていればキングカメハメハにも勝っていたかもしれません。(それだけでなく、実は、ハーツが昨年の三冠馬になっていたかもしれません)

馬券は大きく外しましたが、私としましては、「無敗で有馬記念を制した馬はいない」というタブーが守られましたので、大いに満足したレースでした。
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by beertoma | 2005-12-27 04:30 | 競馬

有馬記念予想

ディープインパクトが圧倒的な一番人気に推されました。果たして彼はその人気に応えられるのでしょうか。
常識的にはイエスでしょう。
しかし、これまで無敗で有馬記念を制した馬はいないというではありませんか。これはJRAのタブーにちがいありません。ディープインパクトといえども破ることはできないでしょう。

というわけで予想は以下の通り。

◎ ヘヴンリーロマンス
○ ゼンノロブロイ
▲ ディープインパクト
△ リンカーン
× スズカマンボ
☆ オースミハルカ


<ヘヴンリーロマンス>
もしディープインパクトが敗れるとして、彼の神話にもっとも傷がつかないのは、牝馬に足元をすくわれるというパターンではないでしょうか。
「ちっ、女か」というわけです。
出走している牝馬は二頭。ヘヴンリーロマンスとオースミハルカ。天皇賞馬が底力を見せてくれるでしょう。

(ヘヴンリーロマンスは、8/21の札幌記念を走ってから 10/30の天皇賞(秋)まで二ヶ月のブランクがあります。これを「2か月休」と考えれば、有馬記念がこの秋3走目ということになります。まだまだ走れるでしょう)

<デルタブルース>
今年も昨年と同じようなレース展開になる可能性が大です。タップが厳しいペースで引っぱり、最後の直線、底力のある馬が抜け出してくると思われます。デルタブルースはそういうレース向きじゃないことを去年露呈してしまいました。一年経って成長したといわれていますが、ダンスの仔が急に切れる脚を使えるようになるわけでもなく、今年も掲示板がやっとではないでしょうか。


買い目はヘヴンリーの単複。そして他の5頭へワイドで流します。

あと、プライベート時事馬券としては、
今年を象徴する出来事が、「中村豊のホームランで勝った9・7の中日戦」。
というわけなので、馬連の7-9(タップ - ヘヴンリー)も追加。


ホオキパウェーブとスイープトウショウの名前が見当たらないのが残念です。出たら必ず買おうと思っていたのに。
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by beertoma | 2005-12-25 06:36 | 競馬

M-1グランプリ2005決勝・予想

M-1グランプリ2005 予想

(タイムマシーン3号の漫才は全く見たことがありません。ブラックマヨネーズ、品川庄司、アジアンについてもほとんど知りません。それ以外のコンビについても詳しいわけではありません。
「たまにテレビで漫才番組を見る程度」という人間が予想したものです。)

今年は大本命が不在です。上位5組くらいまでは、「いつだったかの金杯」のように、僅差で並ぶのではないでしょうか。

昨年は島田紳助と松本人志が不在でした。審査員が二人異なれば、評価される「笑い」も微妙に変わってくるはずです。
僅差の戦いになったとき、昨年との審査員の違いが影響すると見ています。


<南海キャンディーズ>
その影響をモロに受けるのがこのコンビではないでしょうか。

競馬のG1レースに例えれば、去年のM-1は、東京競馬場が改修工事で使用できないときに中山競馬場で開催されたジャパンカップのようなものです。
中山の小回りコースで衝撃のデビューをしたこの馬が、果たして直線の長い東京コースで同じようなレースができるのか。
そこに疑問を感じます。

<笑い飯>
その逆がこのコンビ。一昨年までの東京コースでのM-1で、着実に上位入線を果たしてきました。
今年はトップバッターということで多少の割引は必要かもしれませんが、おそらく本来の実力を発揮することでしょう。
NHKの「スペイン語講座」でのようなリラックスした漫才をすれば、必ず最終決戦に残ることでしょう。
(ただし、去年のように、あせって肩に力の入った漫才をしてしまうと、馬群に沈むことも充分ありうる)

<チュートリアル>
この前も書きましたが、バーベキューのネタをやってそれがうまくハマれば、直線あっさり抜け出しても不思議ではありません。
やってくれると期待しています。

(ただ、問題は最終決戦です。あれくらい面白いネタが他にもあるのでしょうか)

<麒麟>
すっかり実力の安定してきたこのコンビ。
甲子園球場のネタ(桧山のヒッティングマーチを使ったネタ)をやれば、上位3組に残ると思います。


というわけで最終決戦に進出するのは、以下の3組と予想。

1.チュートリアル
2.麒麟
3.笑い飯

ただし、決戦で順位が入れ替わる。

1.麒麟
2.笑い飯
3.チュートリアル
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by beertoma | 2005-12-25 06:33 | お笑い

CBC賞(仕切りなおし)予想

シーイズトウショウが1枠1番に入ったのが気になりますが、陣営も「先週の中止は痛い」と弱気になっていることですし、やはり軽視させていただきます。
というわけで初志貫徹。

◎ ウインラディウス

の単で。
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by beertoma | 2005-12-24 06:38 | 競馬

「交渉人」

交渉人
/ ワーナー・ホーム・ビデオ
ISBN : B000BTCMH4

交渉人 (1998)
The Negotiator

<スタッフ>
監督:F・ゲイリー・グレイ
脚本:ジェームズ・デモナコ、ケヴィン・フォックス
撮影:ラッセル・カーペンター
タイトルデザイン:カイル・クーパー

<キャスト>
ダニー・ローマン (サミュエル・L・ジャクソン) … シカゴ警察東地区でナンバーワンの交渉人 東の横綱
クリス・セイビアン (ケヴィン・スペイシー) … シカゴ警察西地区でナンバーワンの交渉人 西の横綱
アダム・ベック (デヴィッド・モース) … 特殊部隊(SWAT)の隊長 ダニー・ローマンのやり方には常々批判的である
グラント・フロスト (ロン・リフキン) … この人も隊長 でも穏健派
アル・トラヴィス (ジョン・スペンサー) … 署長
テレンス・ニーバウム (J・T・ウォルシュ) … 内務捜査局局長 警察内部で起こった障害年金の基金横領事件を調査
マギー (シオバン・ファロン) … ニーバウムの秘書
カレン・ローマン (レジーナ・テイラー) … ダニー・ローマンの妻
ルディ・ティモンズ (ポール・ジアマッティ) … けちなタレコミ屋 たまたまニーバウムの部屋にいたため事件に巻き込まれる
ファーリー (スティーヴン・リー) … ローマンが篭城したとき、セイビアンが到着するまでの交渉役を命令された ところがローマンにいいようにあしらわれる
パラーモ (マイケル・カドリッツ) … 特殊部隊(SWAT)の狙撃手 ダニー・ローマンの狙撃を命じられる
ネイサン・ルーニック (ポール・ギルフォイル) … 刑事 ダニー・ローマンの相棒
ケイル・ワングロー巡査部長 (ロバート・デヴィッド・ホール) … 謎の人物


<ストーリー紹介>
ダニー・ローマンは優秀な交渉人。今日も人質事件をあっさりと解決し、仲間たちと楽しく酒を飲んでいた。
その席で彼は相棒のネイサンからある犯罪の話を聞かされる。警察内部で基金横領が行なわれており、自分たちの仲間もそれに加担しているというのだ。二人は内密のこの事件を調べることにする。
ところが、それから数日後、ショッキングな出来事が起こった。ネイサンが殺害されてしまったのである。
おまけに、ダニーは「相棒殺し」と「基金横領」の容疑者にされてしまった! 彼には身に覚えのないこと。無実を訴えるのだが、誰も耳を傾けてくれない。

とうとう、ダニーはブチ切れた。内務捜査局局長のニーバウムのところへ行き、彼を人質に立てこもった。


<感想>
・2回目。私にとっては、サミュエル・L・ジャクソンは感情移入しやすい俳優であるため、今回も大いに楽しめた。

・スローモーションの多用は不満。

・ケヴィン・スペイシーは、「セブン」のイメージが強いので、静かな作品では浮いている(ように思える)。いつか人を殺すんじゃないか、と見ていて落ち着かない。ところが、こういうやかましい作品の中では、きつすぎる個性が目立たなくなって、安心して見ていられる。

・基礎編として、まず、交渉人の存在をクローズアップする作品を作るべきではなかったか。私は交渉人というものの存在を知らなかったので、最初この映画を見たとき面喰った。(交渉人の存在を知っていることが当たり前というスタンスで作られていたので)
「交渉人が人質を取って立てこもる」という設定の話は、基礎編を見た人にとっての応用編であるような気がする。 (いきなり応用編を見てしまったことが勿体ない。二度楽しめたはずなのに)
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by beertoma | 2005-12-24 06:36 | 映画

『森村誠一の終着駅シリーズ 殺人の赴任』

『森村誠一の終着駅シリーズ 殺人の赴任』
殺意の二重方程式を猫が解く 110番通報の女の謎… 城下町上田~別所温泉に哀愁の捜査行
(再放送)

12/13(火) 09:30 -- 11:24  ABCテレビ
初放送日:2001/01/13

<スタッフ>
監督: 池広一夫
脚本: 岡本克己
原作: 森村誠一 『殺人の赴任』(光文社文庫、角川文庫)
音楽: 大野克夫
撮影: 小野進
プロディーサー: 塙淳一、松本健(テレビ朝日) 池ノ上雄一、坂本年文(東映)
エンディングテーマ: "promised you" ZARD
制作: テレビ朝日、東映


<キャスト>
牛尾正直 (片岡鶴太郎) … 新宿西署の刑事
明日めぐみ (竹本聡子) … デートクラブの女 110番通報の女でもある
横尾重雄 (磯部勉) … 国会議員・国見良方の秘書
大上達夫 (土門廣) … 新宿西署の若手刑事 牛尾の相棒
若宮清治 (大橋吾郎) … 「シロアリ害虫駆除協会」という、とっても胡散臭い会社の社長
奥光利夫 (青山良彦) … 東京交通不動産の社長秘書 同社は国見良方と深いつながりがある
坂本課長 (名古屋章) … 新宿西署 刑事課課長
道浦良一 (保積ぺぺ) … デートクラブの客 妻とうまくいっていない
岩木秀男 (飯泉征貴) … 学生 これまで数多くのアルバイトをしてきた シロアリ害虫駆除協会で働いたことがある 現在のバイト先はロッテリア
山下カオリ (重田千穂子) … OL 岩木秀男の隣の部屋に住む
関川 (小林すすむ) … デートクラブの社長
渡辺洋子 (森順子) … 若宮清治の愛人
女将ヒロ子 (中野今日子) … 上田市にある旅館の女将
時田刑事 (遠藤剛) … 新宿西署の刑事 不動産関係に詳しい
吉岡 (矢野宣) … 親切な人 マンションのゴミ捨て場に投棄されていた未開封の封書を、受取人に送ってやった
ホテルマン (竜川剛) … 殺人のあったホテルで働いている
リポーター (宮原あつき) … 東京交通不動産で多額の使途不明金が見つかった事件をリポート
八坂光子 (冨士眞奈美) … 明日千代(明日めぐみの祖母)の隣人 前は猫が大嫌い 今は猫大好き
牛尾澄枝 (岡江久美子) … 牛尾の妻


<ストーリー紹介>
ホテルで殺人事件が起こったが、110番通報の女が消えてしまったため、牛尾刑事が城下町上田から別所温泉にかけて哀愁の捜査行をする話。


<感想>
・面白かった。手がかりをたどっていくうちに事件の全体像が見えてくる、その見せ方がうまかった。
(宮部みゆきの『火車』に通じるものがあるような気がする)

・ただし、知らぬ存ぜぬで通していた容疑者が、証拠を突きつけられた途端にアッサリと犯行を認めたのは拍子抜けだった。(それまでの否認具合から、海千山千の容疑者に見えたため)

・牛尾と大上の二人の刑事が岩木秀男に居酒屋で話を聞くシーンで、岩木秀男の受けの芝居が見たかったのに(飯泉征貴の演技が上手だったから)、鶴太郎のアップばかりを映していた。不満。

・牛尾刑事のモノローグがところどころで挿入されていたが、これがですます調であったため、牛尾の独白というより、鶴太郎からファンへのメッセージに聞こえて仕方なかった。
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by beertoma | 2005-12-21 06:14 | テレビドラマ

いやんビッキーズにチュートリアルやん(「うめ子の漫才」)

「うめ子の漫才」
12/18(日) 16:55 -- 17:25  ABCテレビ
いやんビッキーズにチュートリアルやん
出演者: ビッキーズ、チュートリアル、ティーアップ


<ビッキーズ>
オカンはなんで口やかましいのか → 子供のしつけは大事、というネタ。

小さなハプニングが面白かった。
木部が(アドリブで)須知の身長のことをからかった。意外な攻撃にとまどったのか、須知はビンタで返してしまう。これが木部の頬へ鮮やかにヒット(少なくとも「空中元彌チョップ」よりは破壊力があった)。頬を押さえながら「おまえ、ネタにないことすんな」と真顔でツッコむ木部。
このハプニングの処理がいかにもビッキーズ的であった。

(採録してみました)

須知 「子供にはしつけせなあかんよー。オレみたいになっちゃうよー。いやでしょ?」
木部 「(須知の頭の高さに手をやり)こんくらいの身長になんの?」
須知 「身長は関係ない(絶句)・・・ なんでそんなこと言うねんお前(と木部にビンタ。とてもいい音をたてて決まる)」
木部 「(あまりの痛さに身体を二つに折り、そのままの体勢で二、三歩後に下がる。頬を押さえながらマイクの前へ戻る) ネタにないことやってお前・・・」
須知 「あ、ベテランさんみたいなこと言うた。(ベテラン漫才師風に)『ネタにないことするな!』」
木部 「(それには応えず)お前・・・」
須知 「お前、まだ早い、そんなんするのは」
木部 「(半分キレながら)なんやねん!」
須知 「まだまだ」(だんだん余裕がなくなってくる)
木部 「うっさいな」(自分を取り戻しつつある)
須知 「(あいまいに笑う)」
木部 「お前、自分でやって(=ビンタして)、ちょっと『やってもうた』思て、引いてるやろ?」
須知 「あとでむっちゃ怒るやろ?」
木部 「怒らへんわ」
須知 「めっちゃ恐いねん」
木部 「(笑いながら)あほか、怒るか!」


たしか、昨年末の「オールザッツ漫才」でもこれと似たような場面があった。
舞台に上がったのが深夜だったためか、漫才の後半になって木部がネタを完全に忘れてしまったのである。須知が素早く対応。しどろもどろになった木部を「おまえ、これ、吉本の若い子も見てんにゃぞ! しっかりせえや!」などと叱りつけ、笑いを取りながら強引に最後までもっていった。

ビッキーズの漫才は(私の見たかぎりでは)腹を抱えて笑う場面はほとんどない。かといって、面白くないわけでもない。あえて分類するなら、「最初から最後までニヤニヤしながら(頬の筋肉を緩ませながら)見てしまうタイプ」の漫才である。
だが、この2つのトラブル対応を見て、独特の魅力を持っていることに気づかされた。

想定外の事態になってもその美しいフォームが乱れない。
これがビッキーズの魅力ではないだろうか。

(木部・頭の中真っ白事件を見たときには、ビッキーズの魅力うんぬんかんぬんよりも、「若手の漫才師でもこれくらいの胴体着陸が出来るなんて、吉本の漫才師の層って、ホント厚い」と思ったにすぎませんでした)


<チュートリアル>
バーベーキューのネタ。

このネタをみたのは昨年末以来。(あんまし漫才番組見てませんよってに)
もっとシャープでスピードがあったように記憶していたが、今回は、テレビ用に時間を引き伸ばしたためか、やや間延びしていたような印象をうけた。ところどころで思いついたフレーズを挿入をして、ネタの限界を試しながら漫才をしていたようにも思えた。
(シングル・バージョンではなく、エクステンド・なんちゃらかんちゃら・リミックスといった感じ)
既に内容を知っているネタだったからかもしれません。

M-1の決勝でバーベーキューのネタ(シングル・バージョン)をやれば、トップ通過できると思います。


<ティーアップ >
子供に昔話(鶴の恩返し)を聞かせるというネタ。

独特の味があって面白かった。
ベテランと若手の「ええとこどり」漫才という感じ。
若手のやんちゃなところとベテランの洗練されたところが同居している、不思議な漫才だった。
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by beertoma | 2005-12-20 06:25 | お笑い

阪神牝馬S・CBC賞反省

<阪神牝馬S>
3コーナーから4コーナーにかけて、アドマイヤグルーヴが馬群の外を力強く進出していったときは、オグリキャップのラストランを思い出しました。
直線に入ると、まるで日課であるかのようにアッサリと先頭に立ち、そのまま逃げ切ってゴール。引退レースを鮮やかな勝利で飾りました。
マイネサマンサやレクレドールも迫ったのですが、半馬身差までがやっとでした。
(アドマイヤグルーヴにレクレドールが迫ってきたとき、「らいあん! らいあん!」という大川慶次郎氏の声が聞こえたのは私だけではないはず。ホント、あの有馬記念とよく似てます。アドマイヤグルーヴがオグリオタクなんでしょう)


ラインクラフトがここまで失速するとは驚きでした。秋4走目が応えたのでしょうか。
あるいは、あの寒い中を先頭で走り続けたため、全身で冷たい風をまともに浴びることになり、嫌気がさしたのかもしれません。夏が好きな馬なんでしょう。


<CBC賞>
泣く子と雪には勝てん。
土曜日はウインラディウスで軍資金稼ぎだ。
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by beertoma | 2005-12-20 06:00 | 競馬