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「引き裂かれたカーテン」

「引き裂かれたカーテン」_a0034898_1592436.jpg引き裂かれたカーテン」は私のヒッチコック・ベスト3に入る作品です。かつてのベスト3は「バルカン超特急」「汚名」「めまい」だったのですが、今は、「海外特派員」「北北西に進路を取れ」「引き裂かれたカーテン」の3本です。

ただ、この作品では主役のキャスティングに不満が残ります。まず、ジュリー・アンドリュース。たしかに「サウンド・オブ・ミュージック」では素晴らしいですが、ヒッチコック映画のヒロインという雰囲気ではないです。あの中途半端な落ち着きがどうも気になります。観客がスクリーンから目を離した隙に、歌い出してやろうと考えているのではないでしょうか。
ポール・ニューマンも演技がマジすぎるというか、悲壮感があふれすぎています。警察に追われて逃げているのだから、必死なのはわかります。でも、ハリウッド映画なんだからもうちょっと飄々と演じてほしいと思います。緊張の糸が今にもプツンと切れそうな、あの表情はいただけません。

それでもこの映画をベスト3に入れるのは、ストーリーの面白さもさることながら、脇役のキャラクターが秀逸だからです。特に、クチンスカヤ公爵夫人を演じた リラ・ケドロヴァ 、バレリーナの タマラ・トゥマノーヴァ の2人は、ビリーワイルダーの映画から抜け出してきたのではないかと思わせるほどの濃いキャラクターで、何度見ても笑ってしまいます。
# by beertoma | 2004-07-10 15:51 | 映画

「ウェイティング・フォー・コロンブス」

「ウェイティング・フォー・コロンブス」_a0034898_221122.jpgトマトつながりで思い浮かんだ音楽は、ハンモックに寝そべるトマトの絵が印象的な、リトル・フィートの「ウェイティング・フォー・コロンブス」です。リトル・フィートは70年代にカリフォルニアを拠点として活躍したバンドです。イーグルスに代表されるようなウエストコースト・ロックとは違い、泥臭い、さわやかでないサウンドが特長です。

この絵を描いた人はネオン・パークという人です。 検索してみたところ、"the Little Feat FAQ" に、この絵についての説明がありました。

「クリストファー・コロンブスはアメリカ大陸を発見したとき、トマトも発見しました。この熟れたトマトはハンモックの上で、誰かが見つけてくれるのを待っているところです ( ラナ・ターナー のように)。 つまり、彼女はコロンブスを待っているのです。」

ここから、この絵が "Waiting for Columbus" と名づけられ、それがそのままアルバムタイトルになったようです。

久しぶりに聴いてみましたが、やはりいいです。独特のリズムがたまりません。
# by beertoma | 2004-07-09 22:12 | 音楽(その他)

「アタック・オブ・ザ・キラートマト」

トマトつながりで思い浮かんだ映画が「アタック・オブ・ザ・キラートマト」という作品です。トマトが人間を襲うだけの話で、そのバカバカしさとチープな作りに笑えました。
数年前に1度観ただけなので細かい内容はすっかり忘れてしまいましたが、大きな トマト や小さな トマト がゴロゴロ転がってきて、人々が逃げまどうシーンが印象に残っています。テーマ曲も「マグマ大使」のようなヘンに雄大さを気取った曲で、これまた笑えます。

私も「季節外れの味も香りもない トマト・・・ は駄目」などと生意気なこと書いていると、いつの日にか襲われるかもしれません。気をつけたいものです。
# by beertoma | 2004-07-08 23:51 | 映画

ビールとトマト?

夏といえばビールですが、ビールのおつまみには何がいいでしょう?

私は最近 トマト にハマっています。トマトといっても季節外れの味も香りもない トマト・・・ は駄目です。香り豊かな、甘味たっぷりの夏の トマト! で飲むビールはとてもおいしいです。

今までは生の野菜をおつまみにするという発想はなかったのですが、かつて友人がやっていたのを思い出し、試してみたら、これがあなた、たまりませんでした。これからいろんな生野菜でビールを飲んでみたいと思っております。
# by beertoma | 2004-07-08 23:26 | その他