某月某日 「マイルスを聴け!」に刺激され、久しぶりに "Friday Night at the Blackhawk" を聴くが、ハンク・モブレーのソロのところで息苦しくなってきた。「この子はこんな子やない、やったらもっとできる筈や」という思いが強くなってきたので、Wynton Kelly featuring Hank Mobley "Interpretaions" に変更。 これは1967年のライブ。オフィシャルにしてはやや音質が悪い。ブートなら上出来。 ウィントン・ケリーの永久機関のようなソロがたまらない。この演奏には始めもなく終わりもなく、ケリーの弾く現在の音があるのみ。そんな気にさせられる。ひたすら気持ちのいいソロが続いていく。宇宙空間をすべっていく物体のよう。大リーグボール3号のよう。伴宙太がいくら逆立ちして腕を疲労させても打てっこない。 もちろん、モブレーもしっかり吹いている。いくら聴き込んでも息苦しくならない。
by beertoma
| 2004-10-05 04:16
| 音楽(JAZZ)
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