数年前、桂米朝独演会に行ったときのことです。 素晴らしい芸にかんらかんらと大笑していて、はたと気づきました。 米朝師匠が消えてた! たった今、消えてた! ”消えてた”といっても、引田天功的な消え方ではありません。つまり、Mr.マリック的な消え方でもありませんし、松旭斎天正・小天正的な消え方でもありません。 どういうことかといいますと、落語に夢中になってしまうあまり、「桂米朝を見ている私」の存在を忘れてしまうのです。我を忘れさせられるのです。 喧しいTVに疲れたときには米朝節を聴いて、脳を洗濯してみるのもいいかもしれません。 いちどJAZZ喫茶のスピーカーで、大音量で、聴いてみたいものです。
by beertoma
| 2005-02-07 01:20
| お笑い
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