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「トリプルX」

トリプルX
/ ポニーキャニオン
ISBN : B00006JMP6

トリプルX (2002)
XXX
監督:ロブ・コーエン
脚本:リッチ・ウィルクス
出演:ヴィン・ディーゼル、サミュエル・L・ジャクソン、アーシア・アルジェント、マートン・ソーカス

<ストーリー紹介>
街のやんちゃ坊主ヴィン・ディーゼルが諜報機関の偉いさんサミュエル・L・ジャクソンにスカウトされエージェントになるお話。

<感想>
ヴィン・ディーゼルはちょうどイイ感じに自信たっぷりでこの役にマッチしていた。声も魅力的。
ただ、アクションシーンが少々くどすぎる。

素人がエージェントにスカウトされる(エージェント的な役回りを押し付けられる)映画としては、他にも「9デイズ」「アイ・スパイ」「ザ・ロック」などがある。
こういったタイプの作品では、「んな危険なことはしたかねえよ」と言っていた男が、なぜ引き受けるようになったのか、何が彼の気持ちを変化させたのか、をうまく描けば物語に厚みがでる。(「ザ・ロック」でショーン・コネリーがアルカトラズ行きを承諾した場面を思い起こしてみよ。)
この映画では、そこの部分が単純な理由(脅迫されたから)になっていたのが残念である。
by beertoma | 2005-04-29 05:56 | 映画


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